日系航空会社の燃油サーチャージ値下げ発表

今やもう当たり前になってしまった、というか、燃油サーチャージがなかった時代はもう知らない人も多くなってきた可能性もある、航空券代に追加されるプラス料金ですが、良き時代を知るものにとっては高額極まりありません。「格安航空券」が全盛の時代は、航空会社を選ばなければアメリカ往復 50,000 円でマイル倍増とか、気前の良いセールがたくさんありました。

燃油サーチャージは定期的に改訂されており、今回発表された 2023 年 4 月 1 日から 5 月 31 日購入分までの日本発着、1 区間片道当たりのアメリカ本土への金額は、ANA が 33,000 円、JAL が 36,800 円となりました。それぞれ現在より 16,000 円、10,200 円の値下げですから、往復で 2 万円~ 3 万円安くなる計算で大きいですが、それでもまだ付加料金だけで 66,000 円~ 73,600 円と高額です。なんとかならないものでしょうか?

さらに今、流れとしては座席指定が有料化されたり、無料での預け手荷物の制限が厳しくなるなど、航空会社の収益改善が行われつつあるようですから、困ります。

社会・経済の回復に伴い航空需要がアップして、脱 CO2 化で燃料費が抑えられれば、再び過剰供給状態になって(今よりは)低料金になる、でしょうか?