サンディエゴ・シーワールドがキャッシュレス化

いつからなのかはわかりませんが、最近のメールで、サンディエゴ・シーワールドが完全キャッシュレス決済になった模様です。まず最初に思うのは、本当に「完全」なのか。その場合、PayPay 等は使えないでしょうから、クレジットカードなどがない場合や Apple Pay などに対応していない場合はどうするのか、アメリカ独自のキャッシュレス登録が必要なのか、それができるのか、です。

説明ページによれば、クレジットカード、デビットカード、Apple Pay や Google Pay が対象となっているようで、それにより列に並ぶ時間が短縮され、もっとアトラクションなどを楽しめる、と。

で、支払い用のカードがない場合でも、園内に設置されているカード端末で、手数料なく Visa プリペイドカードを購入できるようになっている、と。そうですか、これはもしかしたらものすごく便利なのではないのでしょうか?「プリペイド VISA GAICA カード」に書いていますが、年少者が(海外研修や短期留学などのため)クレジットカード的なものを持とうとすると非常に制限されますし、手間もかかります。それが解決される、夢のシステムかもしれません!

FAQ を見ると、手に入れられるのは園外でも使える Visa デビットカードで(注釈にアメリカ国内どこでも使える、とありますが、おそらく日本でも大丈夫と想像します)、92 日連続で利用履歴がない場合は、月 $3.95 の維持手数料が引かれるようです。少しでも使えば回避できる、ということでしょう。

チャージは最大 $500 で、最低チャージ額の定めはないとされています。が、非常に残念なことに、そのカードには追加のチャージはできないと書かれています。だとすれば、欲しいときはいちいちシーワールドに来園する必要がありますから、ちょっとそれは・・・。

しかし現金をカードにするのに個人情報などは必要なく、残額不足になっても別の手段で決済できる(園内なら別のカードを提示する等)ということですので、計画を立てて持つには悪くないオプションになりそうです。

カードのデザインがシーワールド限定だったらなお欲しいです。

ただ、「残高不足で別の手段で決済を完了できる」という部分、街のスーパーとかファストフードとかで面倒なことにならないかは、心配が残りますが。

Bed Bath & Beyond が破綻

2023 年 1 月 10 日に、危機が訪れていると書いた Bed Bath & Beyond ですが、いよいよその時がきてしまったようです。

ホームページを見ると、「Thank you to all of our loyal customers」と大きく書かれており、さみしい感じになっています。

ただ「難しい決定でしたが営業を縮小することを決断しました」とある下には、ストアはまだ継続営業中であるとされており、その先にはいつもと同じと思われる商品情報が残っています。

破綻と言っても「チャプター 11」、一時航空会社などが申請した「民事再生法」的なものであって、イメージとしては多くの場合、規模を縮小するとか負債を圧縮するとか、なんとかして再生されるという感じです。

よく見かけるロゴがなくなってしまうのは寂しいので、頑張って再生して欲しいものです。

ビッグマックが最高の仕上がりに変更中

このところ、アメリカの一部の大都市で、マクドナルドビッグマックの味が少々変わっているようです。

変更は大きくないようですが、史上最高のバーガーに仕上がったらしいです。英語ですが、「McDonald’s USA is Serving Up its Hottest, Juiciest and Tastiest Burgers Yet」に詳しく書かれていますので、ここでは目立つところだけ、メモしています。

バンズはふっくらふわふわ、その場で黄金色に焼き上げます!

チーズは「完璧にとろけたチーズ」に! 最後の一口まで楽しめる!

ビーフパティは焼き上げ中に炒め玉ねぎを加えて、ジューシー感アップ! 甘みもでるようです。

これにたっぷりのビッグマック・ソースを塗る!

ちょっとした変更で、最高に仕上がる、ということらしいです。

この新調理法が適用されるのはビッグマックのほか、マックダブル(ダブルチーズバーガーとは少し違うようです)、そしてチーズバーガーとハンバーガーのようです。

オーストラリアやカナダでテストを済ませ、アメリカ西海岸から導入が始まっているようです。具体的にはロサンゼルス、シアトル、ポートランド、サンフランシスコ、サクラメント、フェニックス、ラスベガス、ソルトレークシティー、デンバー、ボイジー、ツーソンとその周辺地域だそうです。かなり広域ですね。

来年中には全米で採用するということです。日本については書かれていませんが、きっといつか、そうなるのでしょう。

ついでですが、アメリカでもやはりアプリからの注文が便利みたいです。日本での注文の詳細は「マクドナルド モバイルオーダーを試す」に書きましたが、期間限定ながら、アメリカでは「Download the McD’s app to score a free Big Mac with $1 minimum purchase.」と書かれています。つまり、McD’s app をダウンロードすれば、$1 以上の購入でビッグマック 1 つが無料になる、ということです。このキャンペーンが続くうちはお得ですね。

ん?

McD’s app?

カタカナにすると「マクドのアプリ」? 関東風「マック」じゃなくて、関西風「マクド」ですか? そう読めますね。気を付けます。一応確認すると、Android のアプリ名はフルネームの「McDonald’s」ですが。

無料の携帯充電スポットを使わないよう FBI が警告!

空港やショッピングモール、ホテルに増えている、無料のスマホ充電ステーションを使わないよう、FBI Denver が警告を発出! USB で接続することにより、不正なアプリがインストールされる可能性があるということです。

以前より、空港 WiFi などでログイン情報や個人情報が傍受される可能性があるとされていたりはしますが、少なくとも知らない WiFi に接続することはありませんが、空港提供などは信じてしまいがちです・・・。日本国内にいるぶんには、「無料の d Wi-Fi をセットアップ」に書いているように、ドコモなどが提供している WiFi サービスは(比較的)安全である・・・と信じたいです。が、それでもちゃんと接続先を確認しないと、油断して(似せた名前の)別 SSID に接続してしまう可能性もありますが。

FBI Denver のおすすめは、自分のモバイルバッテリーを携帯する、ですが、飛行機移動の場合は容量を気にして、かつ持ち込みにするなど気を使いますし・・・。回避策としては、データ通信ができない「充電のみの USB ケーブル」を持ち歩いて、無料公共充電ステーションの USB を延長する形にする、という方法がある模様ですが、理論的にはその通りだと思いますが、ちゃんと機能するかどうかはわかりません。

しかしまあ、何でもタダで何とかしようということが危ない、のでしょうね。

米スターバックスは無料リフィル可能

アメリカのスターバックスでは、条件はあるものの、基本ドリンクが無料で「おかわり」できるようです。

ルールとして、公式サイトHow do refills work?」に明記されていました。

まずは、このプログラムに参加している店舗において、リワードに登録済みのスターバックスカード、またはアプリからの購入が条件とされています。

対象商品はホットコーヒー、アイスコーヒー、コールドブリューと、ホットティー、アイスティーです(わざわざ「レモネードは含まず」と書かれています)。

かつ、店舗内での飲食に限るようです。同一店舗にいる限りは、regardless of the original beverage とされていますので、別のドリンクをゲットすることも可能な雰囲気です。さらに to get free refills と複数形で書かれていますから、回数制限もなさそうです。

スターバックスカードで購入していない場合でも、お安くおかわりを注文できるようです。

いったん店を離れると権利終了となりますので、あとで戻ることはできませんし、ドライブスルーもダメです。

これ自体が Published Sep 27, 2022 と、まだ半年ぐらいのようですから、もしかしたら参加店舗が少ない可能性もありますが、ターゲットのような併設店舗だと便利、みたいな話もあります。

まあ、旅行で行くぶんにはスタバカードを購入してリワードに登録して、あるいはアプリをインストールしてチャージして・・・だと使い残し残高がでることはまず間違いありませんので、日本のように低額でおかわりできるほうが便利なのかもしれませんが。テイクアウト可能で別店舗でも OK ですから。

National Find a Rainbow Day

アメリカでは 4 月 3 日は「National Find a Rainbow Day」、虹を見つけようデーだそうです。なんなのでしょう? 4 + 3 で 7 だからでしょうか? それなら他の組み合わせもありますけど。

虹は、水中での光の反射、屈折、および分散が起きることで、空にできる可視の光のスペクトル、とされています。その形は、色とりどりの弧となります。虹は常に太陽の反対側の空の側に現れますが、位置に固定されているわけではありませんので、近寄って行っても到達できない、ということです。

1304 年に虹の仕組みが判明したようですから、そのあたりに関係あるのかと思いきや、どうやら起源不詳のようで、つまりは 4 月 3 日という日付には、特に意味はないようです。

4 月 6 日はナショナル・ブリトー・デー

4 月 6 日は National Burrito Day だそうです。

Yelp のランキングでは、ハワイのケンジ・バーガーは、ロブスタースシ・ブリトーがおいしいらしいです。公式サイトには写真がないので、どんな感じなのか、おいくらなのかはわかりませんが、「Where to find the best burrito in every state」で最初に書かれています。

カリフォルニアではバーバンクのカーブグリルがトップとされています。

場所はユニバーサルシティの北ですので、ユニバーサルスタジオ・ハリウッドの帰りに寄れ・・・ません! 昼までの営業で、夜は休みみたいです。

すごく良さそうなのですが、トラックで営業しているようで、見つけるのが難しい可能性もあるみたいです。Google Map には公式サイトが掲載されていませんが、検索しても見つかりませんので、ないのでしょう。インスタは見つかりました。

燃油サーチャージもちょっと下がるようですし、そろそろチャンス、なのかもしれません。

日系航空会社の燃油サーチャージ値下げ発表

今やもう当たり前になってしまった、というか、燃油サーチャージがなかった時代はもう知らない人も多くなってきた可能性もある、航空券代に追加されるプラス料金ですが、良き時代を知るものにとっては高額極まりありません。「格安航空券」が全盛の時代は、航空会社を選ばなければアメリカ往復 50,000 円でマイル倍増とか、気前の良いセールがたくさんありました。

燃油サーチャージは定期的に改訂されており、今回発表された 2023 年 4 月 1 日から 5 月 31 日購入分までの日本発着、1 区間片道当たりのアメリカ本土への金額は、ANA が 33,000 円、JAL が 36,800 円となりました。それぞれ現在より 16,000 円、10,200 円の値下げですから、往復で 2 万円~ 3 万円安くなる計算で大きいですが、それでもまだ付加料金だけで 66,000 円~ 73,600 円と高額です。なんとかならないものでしょうか?

さらに今、流れとしては座席指定が有料化されたり、無料での預け手荷物の制限が厳しくなるなど、航空会社の収益改善が行われつつあるようですから、困ります。

社会・経済の回復に伴い航空需要がアップして、脱 CO2 化で燃料費が抑えられれば、再び過剰供給状態になって(今よりは)低料金になる、でしょうか?

カリフォルニアの 5 アミューズメントパーク

U.S.News が、2023 年版アメリカのアミューズメント・パーク、トップ 17 を発表しています。「The 17 Top Amusement Parks in the U.S. for 2023」で検索すれば見つかります。ドメインが travel.usnews.com のものです。

最多で選ばれた州はカリフォルニアで、ナッツベリーファーム、シックスフラッグス・マジックマウンテン、シーワールド・サンディエゴ、ユニバーサルスタジオ・ハリウッド、そしてディズニーランドパークです。マジックマウンテンが一番北で、ロサンゼルスの空港から車で 1 時間ぐらいですね。シーワールド以外はロサンゼルスです。

ナッツベリーファームはジャムのロゴで馴染みがありますが、イメージとしては子供向けなので、興味がなくはないものの、行ったことはありません。サイトを見ても、ファミリー向けライドやウォーターパークがメインのようです。特にスヌーピー推しである様子でもないですね。ホテルも併設されているようです。

マジックマウンテンはスリル系ライドなイメージですが、ファミリー向けライドもあるようです。ユニバーサルスタジオとディズニーランドはここに書くほどもなくオススメできます。

シーワールドは南のサンディエゴのダウンタウン近くで、イルカなどのショーがありますが、結構スリルあるライドもあって侮れません。もう何年も前の話ではありますが、車だとロサンゼルス・サンディエゴ間の渋滞がひどいので、その部分の移動が試練です。鉄道がありますので、それを使ってみる、というのも手なのかもしれません。

交通アクセスは良くありませんが、個人的なオススメはサンディエゴ・ズー・サファリパークです。サンディエゴ・ズーは有名ですが、ズーはダウンタウン近くですから別の場所です。かつてはワイルドアニマル・パークと呼ばれ、広大な土地に動物が自由に暮らしている、というコンセプトです。思い出して書いていると、ぜひまた行きたい気分になります。

いずれも今は大きな費用がかかりますから、その部分をなんとか解決しないと楽しめないのかもしれませんが・・・。

LA-LV 高速鉄道が(ついに)着工に向かうようです

Bullet train、弾丸列車と表現されるような高速鉄道が、ロサンゼルスーラスベガス間を結ぶことになるようです。これが完成すれば、日本からラスベガスに向かうのにアメリカ国内線に乗る必要なく移動できることになり、大変便利、なのでしょうか?

218 マイルの距離を最高速度 200 マイル/時で走行し、所要時間 2 時間程度となるようで、完成は 2026 年から 2027 年と予想されており、ある意味、あっという間にできるみたいです。ですがなぜか開業は 2030 年以降という予想もあるようです。

ロサンゼルス・ダウンタウンを 45 分おきに出発し、Rancho Cucamonga というところで既存のメトロリンクと接続し、ラスベガス中心部まで行けるようです。このランチョ・クカモンガ自体はロサンゼルスの大きく東、そして北にありますが、経路上にありますしここ始発ではなさそうですから、特に問題ありません。

基本的にはフリーウェイの I-15 沿いに建設されるようですから、今だと Google Map では自動車で 3 時間半、ロサンゼルス中心部からなら 4 時間程度になるでしょうから、倍速移動ですね。私はこの区間をレンタカーで走行したことがありますが、季節のせいもあって暑かったせいか、それなりに体力も必要な区間です。途中のバーストーは(車の中がエアコンで快適だったからかもしれませんが)車外は灼熱地獄ともいえるぐらいで、車の故障も心配されます。ハーツレンタカーなら比較的新しい車を用意しているので少し安心、とは思ってはいますが。

WiFi が整備され、食事も提供されるような快適な電車で、運転手にも負担がかからず速度も速く、おそらく飛行機より安く、さらには自動車 300 万台分の CO2 削減、I-15 の渋滞緩和と、うまくいけばよいことばかりみたいです。

すでに遅れに遅れているプロジェクトのようですが、無事に完成・開業したら、ちょっと楽しみです。