カリフォルニア州で筆記体が科目化?

Cursive handwriting to be taught in California schools」という英語の記事が大変気になります。カリフォルニアの学校で、筆記体が教えられる、です。

どうやら日本でも、今や筆記体は習わないようです。というか、調べてみると、2002 年度施行の学習指導要領から必須ではなくなっているようですから、もう 20 年以上が経過しているのですね。

確かに日本では筆記体で書かれたものを見ることはほとんどありませんが、クレジットカードやらその他のサイン(署名)とかは、自主学習なのでしょうか?

という疑問があるところで、「カリフォルニア州の学校で教わることに」ですから、アメリカでももう筆記体はやめようという流れになっていたのかと言えば、そういうわけではなさそうですし、これにより復権していく可能性もありそうです。

内容についてはリンク先に記事の通りですが、つまりは一気に学習していたものを継続して学習する、ということらしいです。この法案が通されたためで、さすがにこれを読むのは高い英語力が必要そうですからしっかり読めませんが、改訂された 51210 で、1 年生から 6 年生まで継続して学習する項目に、筆記体が加わったということのようです。ただ、「適切な学年で」と書かれているように思えますので、科目化して継続する、という意味ではなさそうに思えます。が、継続的に学習するという意味は含んでいる模様です。

理由は、2 ~ 3 世紀前のドキュメントは筆記体で書かれていることが多いから読めないと困る、らしいですけど、そうでなくても、学習しておいて損はなさそうですけど。

日本でも一応、ちょっとはやっておいたほうがいいのでは、と思うこと自体が古い考えなのでしょうか?

カリフォルニアに新しいディズニーのホテルが誕生!

2024 年 1 月 30 日、全米初のピクサーを全面に押し出したホテル、ピクサー・プレース・ホテルがオープンすると発表されました! 公式には「Opening Date Revealed for Pixar Place Hotel at Disneyland Resort, Plus Sneak Peek of Great Maple Menu, Pixar-Themed Hotel Rooms and More」に書かれています。

パラダイス・ピア・ホテルを改装し、新しいホテルとして生まれ変わるということです。Google Map では場所はここで、多少離れている気もしなくもありませんが、徒歩圏内ですので便利さも間違いありません。私はいつもパーク東側のホテルに泊まりますから馴染みがない西側の道路沿いですが、途中にあまりお店もなさそうで、深夜に寂しくはないのかが気になります。

ホテル 1 階にはレストランが入ったり、インクレディブルやトイストーリー 3 のテーマ部屋があったりする模様です。テイクアウト向けコーヒーショップや屋上バーも追って開業するようですが、バーなんか寄るヒマはありませんね。何しろ深夜 12 時ぐらいまではパークにいられるのですから。

公式サイトのホテル予約ページにはまだ登場していなく、パラダイス・ピア・ホテルは選択できても改装中で予約はできません。不思議なことにブログでは、どうにかして予約できているような書き込みがありますけど、本当なのでしょうか?

更新されていない表示だと、1 泊 $454 からとなっていますから、この円安時代、およそ 70,000 円です。Once-in-a-lifetime みたいな感じになりますけど・・・。

hotels.com のような予約サイトでもまだパラダイス・ピア・ホテルになっていて、予約できる部屋はない、と表示されるだけです。

少なくとも円安がなんとかならないと、手の届くところにはこない、と言えるような。

位置情報を利用したモバイルオーダーで待ち時間を最短に!

チキンバーガーで人気の Chick-fil-A と、日本でもおなじみのマクドナルドが、アプリに新しい機能を追加するようです。

持ち帰り注文などをアプリから行った場合、端末の位置情報を参照し、お店の近くまで来たと判断すれば調理を開始し、到着したら出来立てを渡せる、というもののようです。

Chick-fil-A の公式発表「A new way we’re preparing your mobile order」をみてみます。旅行者でも時間の節約ができてお得ですし、もし英語に不安があるようならなおさら現場で注文するよりアプリで注文するほうがゆっくり迷うことができますし。

2016 年に導入された Chick-fil-A App は常に進化を続け、curbside または carryout で注文し、位置情報サービスを有効にした場合、お店の近くに来たら調理を始められるよう店に通知を出す、ということです。carryout は「お持ち帰り」でしょうけど、curbside は? ドライブスルーのように、車から窓口に向かって受け取る方式、でしょうか。あるいは駐車して待っていたら持ってきてくれる、か。ドライブスルーに並んだら時間的メリットが薄れそうですから、車種や色やナンバーを登録しておくのでしょうか? でも慣れれば相当時間を節約できそうです。

それだけではなく、注文後の予想される待ち時間も表示してくれる(しかもかなり正確だと自慢されています)ようですから、店内飲食でも混雑状況を把握できそうです。

すでに 100 店舗でテスト導入されていて、客が節約できた時間は 1 ~ 2 分、予想待ち時間の正確性は 90 % である、と。あれ? あんまり時間を節約できていないような気もしますけど。すでに素晴らしいオペレーションであるのか、注文待ち列ができていないケースについてのみなのか、よくわかりませんが、「劇的」ではないような。いや、「劇的」に待ちが短縮されるとは言っていませんが。

なんだかこの他にも会員になると 10 の利点が、とか、ドライブスルーで QR コードを読んでエクスプレス・モバイルオーダーができそうとかあるようで、先進的アプリ・・・なのでしょう。アプリから注文するかは別として、次回ぜひ行きたいチェーンに間違いありません!

マクドナルドについては発表のページが見つかりませんが、トップページにはもう普通に、Curbside でも受け取り窓口でも、あるいは店内飲食でもアプリから注文できる・・・と、ここまでは日本でもできますね。続きはアプリのダウンロードページになってしまい確認できません。「Mobile Order & Pay」にちょっとだけ書かれているようですが、続きはアプリのダウンロードみたいです。

その中で 1 つだけ気になる、「What happens if my pickup point (Curbside, Front Counter, Table Service or Drive Thru) is full or not available when I arrive?」、指定した受け取り場所に到着したとき、満車や満席、ドライブスルー混雑などがあったらどうするのか、に対して、回答が「注文追跡ページから別の場所での受け取りに変更が可能です」と書かれています・・・。スタバのように、受け取り専用カウンターみたいなのがないのでしょうか? それとも最終的には店内の窓口で受け取り、みたいになるわけですか? 日本の場合だと、店内飲食を指定して満席でテイクアウトにした場合、税率が変わるので 2 % の損ができるのか、決済金額が変わるのか難しい感じですけど、アメリカなら問題なし、なのでしょうね。

関係ありませんが、アプリをダウンロードしてマイマクドナルド・リワードに登録すると、$1 以上の購入時にラージフライ、つまりマックフライポテトのラージが無料で付く、と書かれています。そして小さく、それは 1 回限りで、その月の月末までに限られる、とあります。この「クーポン」が表示されるまでには最大 48 時間かかると書かれていますが、もしかすると「毎月 1 回」の可能性もなくはなさそうです。そうなら嬉しいです。

まあ、アプリでの注文や決済ができないよりはできるほうがいいに決まっています。使うか使わないかは、こちらの自由で。カリフォルニアのディズニーも、しばらく前からアプリでの注文ができるようになっているようですから、それはぜひ使いたいです。

UCSD 全米公立大学 7 位

サンディエゴの北の方にある大学、UCSD、カリフォルニア州立大学サンディエゴ校、2022 年 10 月の公式リリースで、「UC San Diego Named Among World’s Top 20 Universities by U.S. News & World Report」では国内公立大学 6 位、全米 15 位、そして世界で 20 位と、前年と比べて国内と世界で 1 ランクアップ! とされています。南カリフォルニアの温暖な環境にありつつも、素晴らしい学校なんですね。気にしたことがありませんでした。

そして 2023 年 5 月には「UC San Diego Named 7th Best U.S. Public University by Center for World University Rankings」が発表されていますが、国内 21 位、世界 33 位となっていますから、調査会社が違うとしてもちょっとダウン感があります。

カリフォルニアでは世界 3 位にスタンフォード、11 位に CalTech、18 位に UCLA、そして 33 位に UCSD ですが、13 位に東京大学、27 位に京都大学がランクインしていますから、日本も捨てたものではありません。ちなみに日本としては次が 100 位の大阪大学となっていますから、ずいぶん差があるものです。あとは慶応、名古屋、東北・・・と。

規制も緩和されて、学内を散歩することもできるでしょうから、アカデミックな雰囲気に触れて、グッズでも手に入れたいものです。

成田空港旅客サービス施設使用料がアップ

空港施設を利用するために航空券代に加算される施設使用料、成田空港が値上げするようです。この料金については、「旅客サービス施設使用料(PSFC)および旅客保安サービス料(PSSC)」に書かれています。

ちょっと区分が難しそうですが、大人の場合、国際線で出発する場合(到着時は不要)、第1・第2ターミナルからの場合は 2,660 円、第3ターミナルからは 1,570 円が現在の金額となっています。

このほか、日本人にはあまり必要なさそうですが、国際線で到着して国際線で出国する場合もありますが、影響があるのは国内線です。発着時ともに料金が必要になると書かれています。第1・第2ターミナルへの到着と出発はそれぞれ 450 円、第3ターミナルへの到着と出発はそれぞれ 390 円と書かれています。

それがいくらになるのかと言えば、上記リンク先から PDF へのリンクがあるのですが、なんだか非常にわかりにくいです。わざとわかりにくくしているのでしょうか?

まずは期日としては、2023 年 9 月 1 日からで、ここはわかりやすいです。

表の最初にある「国際線旅客サービス施設使用料」の第1・第2ターミナルを見ると、出国する場合、2,130 円が 2,460 円になると書かれていますが、現在の合計は 2,660 円で、それに該当するであろう金額は見つかりません。

表の一番下にある「旅客保安サービス料」の欄に、全ターミナル共通で 530 円が 550 円になると書かれていますので、先の数字と足し算すれば現行 2,660 円となり合計として一致しますので、新料金も足し算してみると 3,010 円となり、350 円アップになるとわかります。合計金額も書いておいてくれればいいのに・・・。

世界の空港と比べてどうなのかと思いましたが、うまく比較できるものが見つかりません。KNT の「海外空港諸税等について」という PDF を見ると、例えば最初にあるハワイなら、国際通行税、空港施設使用料、航空保安料の 3 つを足してみると $29.80、今日ならおよそ $1 = 140 円ですので 4,172 円、実際にはこれに入国審査料とかが到着時に必要ですが、成田空港でそれを含んでいるのか別途必要なのか、よくわかりません。ちなみにロサンゼルスもニューヨークも同額のようですが、この数字だけ比べれば 1,000 円ぐらい、成田の方が安いですね。

試しに 9 月 1 日からで JAL のロサンゼルス線を調べてみると、直行便で 80,000 円から、大阪経由なら 50,000 円弱からあるようです。直行便の 80,000 円は買い切りなので、実際には予約変更や払い戻しのできる 90,000 円ですね。許容できる航空券代かと思ったら、片道運賃でしたから、往復で 180,000 円。

それに燃油サーチャージなどで 74,400 円などおよそ 88,000 円が追加されて、合計約 267,000 円。仮に燃油サーチャージがゼロでも約 20 万円。かつて格安航空券が全盛時代には燃油サーチャージもなく、航空会社を選ばなければ 5 万円ぐらいだったことを思うと驚異的な金額ですが、今の時代の普通なの・・・でしょうね?

平日チョイスでこれですから、連休などでは成田空港の使用料金アップは「ほとんど見えない」ぐらいの数字です・・・。

今はまた円安進行中で現地滞在費も増してきますし、ちょっとなんとかならないものでしょうか。政府の後押しがあってもちょっと厳しい感じです。

ディズニーのアトラクションが続々改装

カリフォルニア・ディズニーランドのアトラクションが続々と改装されるようです。

日本でいうところの「ピーターパン空の旅」、「トード氏のワイルドライド(東京にはない?)」、「アリエルのアンダーシー・アドベンチャー」は 6 月 5 日に同時にクローズとなり、数日~ 10 日間ほどで完了するようです(ピーターパンは期間不明)。

問題があると言われ続けたスプラッシュマウンテンもついに 5 月末から全面改装に入り、 Tiana’s Bayou Adventure として復活予定だそうです。ティアナは「プリンセスと魔法のキス」に登場するキャラクターのようです。bayou とは細くて、ゆっくりと流れる小川であり、主にアメリカ南西部で使われる言葉で、支流や入り江、湿地帯であり、読み方はバイユー、またはバイウーらしいです。

カリフォルニア・アドベンチャーのマッターホルン・ボブスレーはすでに改装中で、6 月 2 日再オープン予定なので、夏休みには問題ありません。

しかしカレンダーを見ると、今も Mint Julep Bar が「一時的にクローズ」しているのが残念です。あのドリンクははずせませんから。今みえる 6 月 26 日にもまだクローズです。

ピーナツバターは液体です

飛行機に手荷物で持ち込める液体は 1 つが 100 ミリリットル(3.4 オンス; 容器ベース)までと決まっています。かつ、それを「縦横の合計が 40 cm 以内」の密閉可能な袋に入れる必要があります。ジェル状のものやペースト状のものも液体に含まれる、ということで、そこまでは以前から同じです。

今回、ピーナツバターは「液体」である、と確認されました、ということです。科学的にも液体なのである、と。

詳しく言うと、「流体」でもなく「液体」である、と! その形を保たず、入れ物の形になるものは液体、だそうです。

正式な記載は、「Peanut Butter」にあります。その他の品物については「What Can I Bring?」にリストされています。たくさんありありすぎて読み切れませんが、食品系は気を付けないと普通に持ってしまい、「捨てなさい」になってしまうかもしれません・・・。

サンディエゴ・シーワールドがキャッシュレス化

いつからなのかはわかりませんが、最近のメールで、サンディエゴ・シーワールドが完全キャッシュレス決済になった模様です。まず最初に思うのは、本当に「完全」なのか。その場合、PayPay 等は使えないでしょうから、クレジットカードなどがない場合や Apple Pay などに対応していない場合はどうするのか、アメリカ独自のキャッシュレス登録が必要なのか、それができるのか、です。

説明ページによれば、クレジットカード、デビットカード、Apple Pay や Google Pay が対象となっているようで、それにより列に並ぶ時間が短縮され、もっとアトラクションなどを楽しめる、と。

で、支払い用のカードがない場合でも、園内に設置されているカード端末で、手数料なく Visa プリペイドカードを購入できるようになっている、と。そうですか、これはもしかしたらものすごく便利なのではないのでしょうか?「プリペイド VISA GAICA カード」に書いていますが、年少者が(海外研修や短期留学などのため)クレジットカード的なものを持とうとすると非常に制限されますし、手間もかかります。それが解決される、夢のシステムかもしれません!

FAQ を見ると、手に入れられるのは園外でも使える Visa デビットカードで(注釈にアメリカ国内どこでも使える、とありますが、おそらく日本でも大丈夫と想像します)、92 日連続で利用履歴がない場合は、月 $3.95 の維持手数料が引かれるようです。少しでも使えば回避できる、ということでしょう。

チャージは最大 $500 で、最低チャージ額の定めはないとされています。が、非常に残念なことに、そのカードには追加のチャージはできないと書かれています。だとすれば、欲しいときはいちいちシーワールドに来園する必要がありますから、ちょっとそれは・・・。

しかし現金をカードにするのに個人情報などは必要なく、残額不足になっても別の手段で決済できる(園内なら別のカードを提示する等)ということですので、計画を立てて持つには悪くないオプションになりそうです。

カードのデザインがシーワールド限定だったらなお欲しいです。

ただ、「残高不足で別の手段で決済を完了できる」という部分、街のスーパーとかファストフードとかで面倒なことにならないかは、心配が残りますが。

Bed Bath & Beyond が破綻

2023 年 1 月 10 日に、危機が訪れていると書いた Bed Bath & Beyond ですが、いよいよその時がきてしまったようです。

ホームページを見ると、「Thank you to all of our loyal customers」と大きく書かれており、さみしい感じになっています。

ただ「難しい決定でしたが営業を縮小することを決断しました」とある下には、ストアはまだ継続営業中であるとされており、その先にはいつもと同じと思われる商品情報が残っています。

破綻と言っても「チャプター 11」、一時航空会社などが申請した「民事再生法」的なものであって、イメージとしては多くの場合、規模を縮小するとか負債を圧縮するとか、なんとかして再生されるという感じです。

よく見かけるロゴがなくなってしまうのは寂しいので、頑張って再生して欲しいものです。