位置情報を利用したモバイルオーダーで待ち時間を最短に!

チキンバーガーで人気の Chick-fil-A と、日本でもおなじみのマクドナルドが、アプリに新しい機能を追加するようです。

持ち帰り注文などをアプリから行った場合、端末の位置情報を参照し、お店の近くまで来たと判断すれば調理を開始し、到着したら出来立てを渡せる、というもののようです。

Chick-fil-A の公式発表「A new way we’re preparing your mobile order」をみてみます。旅行者でも時間の節約ができてお得ですし、もし英語に不安があるようならなおさら現場で注文するよりアプリで注文するほうがゆっくり迷うことができますし。

2016 年に導入された Chick-fil-A App は常に進化を続け、curbside または carryout で注文し、位置情報サービスを有効にした場合、お店の近くに来たら調理を始められるよう店に通知を出す、ということです。carryout は「お持ち帰り」でしょうけど、curbside は? ドライブスルーのように、車から窓口に向かって受け取る方式、でしょうか。あるいは駐車して待っていたら持ってきてくれる、か。ドライブスルーに並んだら時間的メリットが薄れそうですから、車種や色やナンバーを登録しておくのでしょうか? でも慣れれば相当時間を節約できそうです。

それだけではなく、注文後の予想される待ち時間も表示してくれる(しかもかなり正確だと自慢されています)ようですから、店内飲食でも混雑状況を把握できそうです。

すでに 100 店舗でテスト導入されていて、客が節約できた時間は 1 ~ 2 分、予想待ち時間の正確性は 90 % である、と。あれ? あんまり時間を節約できていないような気もしますけど。すでに素晴らしいオペレーションであるのか、注文待ち列ができていないケースについてのみなのか、よくわかりませんが、「劇的」ではないような。いや、「劇的」に待ちが短縮されるとは言っていませんが。

なんだかこの他にも会員になると 10 の利点が、とか、ドライブスルーで QR コードを読んでエクスプレス・モバイルオーダーができそうとかあるようで、先進的アプリ・・・なのでしょう。アプリから注文するかは別として、次回ぜひ行きたいチェーンに間違いありません!

マクドナルドについては発表のページが見つかりませんが、トップページにはもう普通に、Curbside でも受け取り窓口でも、あるいは店内飲食でもアプリから注文できる・・・と、ここまでは日本でもできますね。続きはアプリのダウンロードページになってしまい確認できません。「Mobile Order & Pay」にちょっとだけ書かれているようですが、続きはアプリのダウンロードみたいです。

その中で 1 つだけ気になる、「What happens if my pickup point (Curbside, Front Counter, Table Service or Drive Thru) is full or not available when I arrive?」、指定した受け取り場所に到着したとき、満車や満席、ドライブスルー混雑などがあったらどうするのか、に対して、回答が「注文追跡ページから別の場所での受け取りに変更が可能です」と書かれています・・・。スタバのように、受け取り専用カウンターみたいなのがないのでしょうか? それとも最終的には店内の窓口で受け取り、みたいになるわけですか? 日本の場合だと、店内飲食を指定して満席でテイクアウトにした場合、税率が変わるので 2 % の損ができるのか、決済金額が変わるのか難しい感じですけど、アメリカなら問題なし、なのでしょうね。

関係ありませんが、アプリをダウンロードしてマイマクドナルド・リワードに登録すると、$1 以上の購入時にラージフライ、つまりマックフライポテトのラージが無料で付く、と書かれています。そして小さく、それは 1 回限りで、その月の月末までに限られる、とあります。この「クーポン」が表示されるまでには最大 48 時間かかると書かれていますが、もしかすると「毎月 1 回」の可能性もなくはなさそうです。そうなら嬉しいです。

まあ、アプリでの注文や決済ができないよりはできるほうがいいに決まっています。使うか使わないかは、こちらの自由で。カリフォルニアのディズニーも、しばらく前からアプリでの注文ができるようになっているようですから、それはぜひ使いたいです。