いよいよ 5 月末に Union Bank の口座は U.S. Bank に移管されます。 これに伴い、口座番号が変わり、Debit/ATM カードも新しくなる、という情報を確認しました。
US Bank になるのは 2023 年 5 月末に決定!
Union Bank の個人口座はメモリアルデーの週末、2023 年 5 月 27 日から 29 日に自動的に U.S. Bank に移管されると決定したという大きな封筒が届きました。
まずは一番最初のカバーレターの内容を確認しています。
現在 Union Bank に設定しているサービスなどは、基本的には U.S. Bank の
カバーレターの裏面、右下に 「この文書の日本語版は usbank.com/union-bank-ja をご覧ください」 とある通り、アクセスして少しスクロールさせると 「フィナンシャルサービスガイド」と書かれた項目が見つかりますので、 「こちらの PDF ファイル」 を開けば日本語版を見られる、ということになっています。 44 ページもありますので印刷するのは嫌ですが、英語よりは読みやすいと思います。
ページのレイアウトもそのままに日本語訳されているようですが、 まったく同じかどうかはわかりませんし、万一誤訳があっても通常は「英語版が優先されます」となるでしょうから、比較しつつ内容を確認していきます。
2023 年 4 月 29 日の追記部分は「(page 7 〜) ビル・ペイと口座間振替の設定」からです。
2023 年 5 月 2 日の追記部分は「(page 12 〜) ユニオンバンクの個人向け口座の移行」からです。
2023 年 5 月 8 日の追記部分は「(page 20 〜) 2023 年 2 月 13 日発効の Consumer Pricing Information」からです。
US Bank オンラインバンキングに登録
ついに U.S. Bank の新口座番号が届きましたので、安心してオンラインバンキングに登録できます。
実際に操作しつつ、画面や入力内容など手順を確認しています。
日本語版 PDF のページ 2 は、冊子のページ番号としては、ありません。 冊子では、表紙をめくって見開きの右側ページからページ番号が付与されていて、PDF でも PDF ページ 3 の右上にページ 1 であることが明示されています。 ですのでカバーレターや目次のページ番号は、PDF のページとは一致しませんのでご注意ください。
主な流れとして、いろいろサービスをご利用されている場合は実物を参照していただくとして、 チェッキングとセービングアカウントしか利用していない場合について、ここにメモしておきます。
5 月 27 〜 29 日、Union Bank の口座は U.S. Bank に移管されます。
5 月 30 日、U.S. Bank のオンラインバンキングに登録可能になります。 日付は現地、西海岸時間でしょうから、日本なら 31 日、ほぼ 6 月になってから、ですね。
6 〜 7 月、新しい U.S. Bank Debit/ATM カードが発行されます。 この前にクレジットカードに関する記載がありますが、クレジットカードの発行はハードルが高いので一般には持っていない、と想定しています。 持っている方は冊子または PDF を参照してください。
この「Key dates」にはあまり情報がありませんね。 カバーレターでは口座番号が変わるので、新しい口座番号を 5 月中旬に郵便でお知らせ、と書かれていましたが、ここには書かれていませんから。
(page 1) U.S. Bank はお客さまのためにここにいます。
ここからは日本語版 PDF と
重要と思われる情報は抽出し、日本語あるいは英語のどちらかにしかない情報があるようなら、それをメモします。 日本語版 PDF がある以上、全訳は意味がありませんので、自分の理解に必要な項目のみ書いていくつもりです。
このページの内容はカバーレターとほぼ同じ、一般的な文面であり、URL の紹介です。 目次についてはこの先で見ていきますので、チェックしません。
(page 2 〜 3) 口座の変更に関するよくある質問
まずは「5 月 30 日に」で始まっている枠の中が大事そうです。 口座の条件、ポリシー、手数料の一覧について、同封の白黒の冊子「アグリーメント」を読むように書かれています。 また、このガイドの「お客様手数料情報」も参照するように書かれています。
アグリーメントの冊子は日本語版 PDF が用意されていないようです。 サービスガイドの日本語版 PDF でもわざわざ「(英語版)」と書かれています。 これは・・・大変です。
一番心配なのは、口座維持手数料です。 おそらく今は、合計 10,000 ドル以上で免除になるはずなのですが、 このラインが上がるとか、あるいは口座維持手数料が上がるとなると、口座の維持が難しくなります。
「チェッキング、セービング、マネーマーケット、CD、IRA」の欄に重要な項目はあるでしょうか?
まずはカバーレターにもあった通り、口座番号は変わります。 正確には「預金口座番号」となっていますが、他のものもすべて含まれている感じもします。 新しい口座番号は 5 月中に郵送されると書かれています。 カバーレターでは「5 月中旬」となっていましたから、ここでは弱気ですね。 基本的には期限はアテになりません・・・ね? 5 月には新しい口座番号をオンラインバンキングでも見られるようなことが書かれていますが、Union Bank のオンラインバンキングでしょうか? U.S. Bank のオンラインバンキングに登録できるのは、5 月 30 日以降ですから・・・。
オーバードラフトの項目は飛ばして、チェックについてです。 Union Bank のチェックはなくなるまで利用可能、というのはカバーレターの記述と一致です。 5 月に送られてくる郵便物に、新しい口座番号のチェックを注文する方法が書かれているようです。 日本からでは、よほど必要がない限りは、無料で郵送されることもないでしょうし、取りに行くこともできませんから、難しいでしょうね。
続く段落は「ホーム・エクイティ・ライン・オブ・クレジットまたは個人向けライン・オブ・クレジット」についてですので飛ばして、最後の段落の注意事項です。 「チェックに特別な署名指示を使っている場合」は、それが無効になるようです。 名前として読めないようなものでしょうか? それとも旧姓使いみたいなものでしょうか? 心当たりがある方は、お気を付けください。
続く 2 項目は、「金利は変わります」と「資金へのアクセスは問題なし」ですので、いいでしょう。
次のページ「DEBIT AND ATM CARDS」について確認します。
まず「現在の Debit/ATM カードは 7 月末まで使えます」、です。 8 月 1 日以降、あるいは新しい U.S. Bank Debit/ATM カードをアクティベートしたら、使えなくなります。 ああ、またアクティベート操作が必要になるわけですね。
新しいカードはいつ届くか、については日本語版 PDF にある 「7 月 15 日までに、新しい U.S. Bank のデビットカードまたは ATM カードをお届けします」 の通り書かれていて、カバーレターでもそう書かれているのでその通りなのですが、 現地発送が 7 月 10 日ぐらいになってしまうと、日本には 15 日にはまず届きません。 「この日までにカードが届かない場合は、24 時間バンキング(800-USBANKS(872-2657))までお電話ください」 とされていますけど、今からもうかなり心配です。
「暗証番号は変わりません」、そうですね、PIN が変わると日本からのアクセスが難しくなりますから、これは良いことです。
1 つ飛ばして U.S. Bank の ATM は無料で利用可能、です。 支店などは「Find a U.S. Bank near you.」から探せます。 Google Map で見る限りでは、Union Bank の支店が(すでに)U.S. Bank の支店になっているので心配なさそうですが、一応確認しました。
例えばサンディエゴ北部のランチョ・バーナード支店はちゃんとありました・・・ 「この支店は 2023 年 5 月 26 日に永久にクローズ予定です」 と書かれています。 permanently とまで書かれるとは。 しかし、少し南の Poway Rd 支店や Mira Mesa 支店、海岸方面の Del Mar 支店は閉店予定が書かれていませんので、 最初に見た支店がたまたま永久閉店予定だったのですね?? 北の Escondido 支店も永久閉店なので、あまりにもローカルエリアはカット(合理化)でしょうか。
(page 4 〜 5) U.S. Bank のモバイル/オンラインバンキング
5 月 30 日から登録可能となるモバイルおよびオンラインバンキングについては、操作がここに書かれているとカバーレターにありました。 ただ、モバイルバンキングはアメリカの携帯電話番号が必要ということでしたので、気にしないでおきます。
登録できるのは 5 月 30 日、おそらく日本時間では 5 月 31 日以降ですね。 3 つの方法のうち 1 つを選ぶようです。
ユニオンバンクのモバイルアプリやオンラインバンキングから登録するのが最も簡単とされています。 ユニオンバンクのオンラインバンキングを開いてログインし、案内されるのでそれに従う、と。 私はこの封筒が届く直前にオンラインバンキングに(やむなく)登録を試みましたが、 その後 User ID などが郵送で送られてくると表示されましたので、まだ「待ち」状態です。 5 月末までには届く予定になっていますから、ぎりぎり間に合ってこの方法を使えるだろう、と想像しています。 すでに登録済みの方は、これはきっと簡単で良さそうです。 オンラインバンキング登録がまだの方は、今からでもトライするのも良いかもしれません。
まだ間に合う! ユニオンバンクのオンラインバンキング登録
この記事を書いたのが 2023 年 5 月 9 日、
Union Bank の Debit/ATM カードがあればまだ、月末までにオンラインバンキング登録が完了します!
2 の U.S. Bank モバイルアプリから、はダメそうです。 セットアップ最初の画面でソーシャルセキュリティ・ナンバーが必要となっています。 携帯番号はここには書かれていませんが、有効なソーシャルセキュリティ・ナンバーがないので私は無理です。
次の 3 が有効なオプションでない場合は、実質ユニオンバンクのオンラインバンキングからしか登録できないことになりますが・・・。 「usbank.com から」でした。 指定の URL にアクセスして、新しい口座番号と・・・ソーシャルセキュリティ・ナンバー。
Union Bank のオンラインバンキング未登録だと手詰まりになりそうです。 もっと不安になってきました。 ソーシャルセキュリティ・ナンバーが登録されていない場合は入力しなくても進めるか、 あるいはおそらく今は有効ではない、口座開設当時のソーシャルセキュリティ・ナンバーで OK なのかはわかりませんが。
5 ページ目は FAQ のようです。
あまりたいしたことも書かれていませんが、ユニオンバンクの
もしソーシャルセキュリティ・ナンバーの入力が必須であって、有効な番号を入力しないと進めなくなると仮定するならば、 「アプリはアメリカ国内にあるデバイスからしか使えません」のような記述もありますから、 口座がなくなることはないでしょうけど、口座にアクセスできなくなる?? それとも単にオンラインにならないだけで、残高確認などが自由にできなくなるものの、Debit/ATM カードはちゃんと届く、でしょうか? もちろん怖すぎて試せませんが、 忘れてしまったとか、長期不在にしたとか、私の場合は Union Bank の User ID の到着が間に合わないなど、どうするのでしょうか?
あれ?
登録可能になるのは 5 月 30 日からですが、 5 ページ目最後の「タイムラインと特別な留意事項」の 5 月 26 日に書かれている 「ユニオンバンクのデジタル・バンキングとビル・ペイにアクセスできる最終日」、 「デジタル・バンキング」と「オンラインバンキング」がイコールなら矛盾していますから、そういうことではないですね? このタイムラインは、あくまで「スケジュールされた請求書の支払いは引き継がれますか?」に対するもの、という解釈で良いのでしょうね。 5 月 30 日に「U.S. Bank モバイル・バンキングまたは usbank.com/unionbank-enroll(英語版)から、U.S. Bank モバイル・バンキングとオンライン・バンキングに登録してください」 と書かれていて、Union Bank オンラインが書かれていないので紛らわしいです。
(page 6) U.S. Bank のモバイル/オンライン・バンキング
新しい U.S. Bank の Debit カードは「モバイルウォレット」に自動登録されるか、ということだけ書かれています。
Apple Pay みたいなものが自動更新されるか、ということでしょうか。 自動更新はされない、ということですが、新しく登録するにはアメリカの携帯電話番号が必要となっています。
(page 7) ビル・ペイと口座間振替の設定
私個人的には非常に関係ありそうな項目から再開です。 というのも、チェッキングからセービングに毎月 $25 を自動送金する設定になっていますので、 これがなくなるとか、手数料がかかるとか、そういうことになるなら解除しなくてはいけません。
「日本語版 PDF ファイル」 と英語の冊子を見比べながら確認します。
日本語版 PDF の「ビル・ペイ」にある日本語訳はほぼ良いとは思いますが、 最初の行の「支払いを行います」が原文では you're in charge ですので少し控えめな表現のようです。 また 2 行目の「アドバンス」が訳されていませんが、事前予約のようなものに思えます。 いずれにせよ、「アメリカ国内の電話番号と住所が必要」ですから、日本在住では利用できません。 次のブロックには「繰り返しの自動支払い」や「電子請求」について書かれていますが、省略します。
「口座間振替」は、気になるところです。
どういう場合に口座間振替が必要になるかというと、 クレジットや支払いなどでチェッキングの残高を上回る支払いをした場合に他の口座から自動送金するオーバードラフト・プロテクション、 定期的または 1 回限りの貯蓄目的のセービングへの移動、 あるいは大きな買い物をするときの資金の寄せ集め(名義が同じであれば U.S. Bank の口座でなくてもよい)、 とされています。
「給与の口座自動振込または・・・」は、日本語訳の通りでいいでしょう。 次回 Amazon アフィリエイトの入金口座を Union Bank にしてみようかと思っていましたが、 新しい U.S. Bank の口座番号が通知されてから書き換えることにします。 もしこのような自分に責任がある口座指定があるようなら、自分で書き換えなくてはいけなさそうです。
(page 8 〜 9) ビル・ペイと口座間振替の設定
青字の質問に続く 2 段落目、 Union Bank で自分の口座から他の自分の口座へ移動していた場合は、何もする必要はないと書かれています。 直接関係しませんが、その前の段落にある通り「正しく送金されたか確認することをおすすめします」には従うべきかと思います。
次の表では「From」のアカウントから「To」のアカウントへ送金する・している場合に、 何か手続きが必要かどうかが「Action required ?」に書かれているようです。 自分の Union Bank 口座間の移動であれば、3 つ目の Internal account-toaccount transfers に該当しますので、操作は不要です。 仮に自分の別の銀行の口座への移動が設定されていても、4 つ目に書かれている通り、操作は不要とされています。
9 ページ、日本語版 PDF の「デジタル電信送金」の欄は気になります。 「国際電信送金の詳細については、別途連絡させていただきます」のところです。
かつてはドコモが 1 回 1,000 円の手数料だけで日本(ドコモ口座)から海外口座に送金できていましたが、今はもうできません。 銀行を使うとかなり高額な手数料がかかるようですが、wise のようなサービスは使ったことがありません。 オンラインバンキングで資金をインターナショナルに出し入れできるなら、それは便利な可能性があります。
(page 10 〜 11) ユニオンバンクの個人向け口座の移行
チェッキングアカウントは自動的に U.S. Bank チェッキングアカウントになり、 その詳細については Consumer Pricing Information の部分に書かれている、ということです。 新しい口座番号になるものの、残っているデポジットスリップとチェックはなくなるまで使えます、と。 今はもうスタイルが異なるのでいいのですが、かつてはチェックブックの最後にちょっとだけ付いているデポジットスリップ、 なんでこんなに少ない枚数しか付いていないんだ、と思ったものです。
下の表に、現在のアカウント種類と新しい呼び方が書かれています。
紙のステートメントを確認すると、私の場合は Union Bank Essentials Checking となっています。 前からこんな名前だったかな、と思うのですが、少なくとも 1 年前からこうですので、気にしていませんでした。 この場合、というかこれを含む多くの場合、 U.S. Bank スマートリーチェッキングになるということですが、 同時にU.S. Bank スマートリワード プライマリーリワード・ティアに同時に登録されるようです。 この「U.S. Bank スマートリワード」が何かは、ここではわかりません。
欄外になんだか不安なことが書かれています。
U.S. Bank Smartly チェッキングに切り替わるお客さまの場合、リワード・ティアの特典の 1 つとして、 少なくとも 2024 年 3 月までは月次口座維持手数料は請求されません、 ということは、どういうことでしょう? 私は今は(チェッキング+セービングの残高が一定金額以上なので)口座維持手数料が免除されていますが、 このラインが上がるとかなどの理由により、毎月預金が減る状況に直面する可能性がある、ということなのですか? このあとにちゃんと書かれているでしょうか・・・。
次のページに続きがあります。
U.S. Bank のスマートリワードにはとりあえず「プライマリー」でスタートしますが、 2023 年末までに確認が行われ、ティア、つまりはランクが変わる可能性がある、ということです。 最大 5 営業日よりあとなら特典は使えるようですが、6 月までは計算が合わない可能性もあるので年末を待て、と。
少し飛ばしてセービングアカウントについてです。
こちらも名称が変わり、口座番号が変わるけどチェックなどは使える、と繰り返されています。 私の場合は Regular Savings ですので、スタンダード・セービングになります。 で、こちらは少し短い 2024 年 2 月まで口座維持手数料は請求されないとなっています。 「少なくとも」ではありませんし、1 か月短い 2 月までになっています。
(page 12 〜 13) ユニオンバンクの個人向け口座の移行
引き続き 「日本語版 PDF ファイル」 と英語の冊子を見比べながら確認します。
一番重要そうなのが、最初にある「個人向け口座 - ステートメント更新」です。
日本語訳は PDF の通りとして、現在紙のステートメントを受け取っているかオンラインで受け取っているかにかかわらず、 6 月初旬までに最終のユニオンバンクの紙のステートメントが口座ごとに届く、ということです。 記載されるのは 5 月 26 日までの分で、5 月 27 日以降は U.S. Bank のステートメントとなり、 現在紙とオンラインの併用になっている場合はオンラインのみになる、ということです。
ちなみに最近届いた紙のステートメントは、4 月 17 日(月)までの分が 28 日(金)に配達されましたので、 曜日的にはおそらくこれが最速ですから 2 週間を覚悟すべきでしょう。 5 月 27 日は土曜日ですから、29 日の月曜日から見て翌週末、届くのは 6 月 9 日の金曜日か翌月曜日あたりでしょうか。
そしてこんなところにちょっとだけ強調されつつも重要な情報が混ざっていました。
「U.S. Bank のオンラインバンキングに口座移管から 60 日以内に登録しない場合、かつ現在オンラインのステートメントを利用している場合は、 オンラインではなく紙のステートメントに切り替えられ、手数料がかかる場合があります。」 とありました。 現在紙のステートメントの場合については・・・このあとに書かれているようです。
オンラインのステートメントを現在利用中なら、U.S. Bank のオンラインバンキングに登録すれば、引き続き無料。 紙のステートメントを現在利用中の場合は、引き続き紙を選択した場合は 5 月 30 日以降に定期的に発行されることになるようです。 U.S. Bank スマートリーチェッキングに移管された場合は、少なくとも 2023 年 3 月までは紙のステートメントでも手数料は取られない、ということです。 これは スマートリワード特典のおかげということですから、どうやったら「プライマリー」を維持できるのか、知りたいです(あとで?)。
Debit/ATM カードについては繰り返しとなっていますが、ここで新しいのは利用限度額は現在と変わらない、です。 最初の頃はカードの更新ごとに少しづつ限度額がアップしていたりしましたので、変わらないのが一番です。
12 ページの残り、クレジットカードや貸金庫については、おそらく日本語版 PDF の通りでしょう。
13 ページ、5 月 30 日に U.S. Bank になったら、モバイルアプリから入金したり、ほとんどの ATM で 24 時間入金可能になったり、 支店の窓口やドライブスルーで入金できるようです。 わずかな記憶では、ATM で入金するのに、あるいは窓口がやっていない時間に ATM で入金するのに、 現金を封筒に入れて投入しておくと翌営業日に反映される、みたいなことがあったような気がしなくもありません。 そういうケースはまずなかったので、はっきりとはわかりませんが。
「預入した資金はいつから利用できるようになりますか?」には、 ATM や窓口で入金した資金は、ほとんどの場合はその当日は $225 まで使用でき、それ以外は翌日に、と書かれています。 なかなか当日に必要なケースもないでしょうけど、気にしておきます。
また少し飛ばして右側、「複数の預金口座間で自動定期振替を設定してあるのですが、どうなりますか?」です。 これがきっと私が設定している、チェッキングからセービングへの自動送金のことなのでしょう。 回答としては非常に単純明快に、「それらの設定は引き継がれます」ですから、安心です。
このページの残りは、特別な設定を行っている場合のみに適用されるようですので、飛ばします。
(page 14 〜 16) ユニオンバンク定期預金口座(CD)と IRA 口座
定期預金口座を持っている場合は、利率や期限は引き継がれる、と。 解約したい場合や 60 か月以上の長期の場合は指示がありますので、ご注意ください。
15 ページも引き続き細かい説明ですが、どこからか IRA、退職後資金積立制度についても書かれているようです。 16 ページに進むと、固定金利の IRA 定期もそのまま継続されることになるようです。
(page 16 〜 19) オーバードラフト補償範囲およびオーバードラフト手数料
上のタイトルは最初の部分だけですが、19 ページまで「オーバードラフト」について書かれています。 基本的には残高不足対策の機能は引き継がれるようですが、一部例外あるようですので、設定されている場合は注意が必要です。 しっかり残高を管理してそういう使い方をしないのが基本ですし、 アメリカで生活しているわけでなければ「うっかり」使いすぎることもないでしょうから、深くは確認しません。
(page 20 〜 28) 2023 年 2 月 13 日発効の Consumer Pricing Information
ここまでに何度も登場した、手数料などを定めた情報が続いていきます。
引き続き 「日本語版 PDF ファイル」 と英語の冊子を見比べながら確認します。
まずは 21 ページの「チェッキング口座のオプション」の表を見てみます。
表の左列「U.S. Bank スマートリー・チェッキング」が移行先の口座種類になるようです。 右列の「Safe Debit アカウント」は、脚注の 1 から察するには、「口座を作成しやすいが制限がある」もののように思えます。 新たに口座を作らない場合は、左列だけ気にすればよいと思います。
まず恐怖なのは、月額口座維持手数料が $6.95 と、信じられないほど高額である、ということです。 なんとしても手数料免除の項目を満たさなければ、もはや解約したほうが資産を保てる、ということになりますから。
手数料免除のオプションはあまりありません。 が、なんとか努力で攻略できるものがありました。
手段は 3 つですが、月 $1,000 ドル以上の自動振り込み、U.S. Bank クレジットカードを所有の 2 つは、なかなか実現できません。 「平均口座残高が $1,500 以上」は、注意すればなんとかなります。
日本語版 PDF では「金利ティア」と訳されている Interest Tiers、これはどういうことでしょうか? まさかチェッキングなのに利子をもらえるのでしょうか? 期待せず、新しいステートメントを待つことにします。
22 ページも、表の続きです。
U.S. Bank の ATM では ATM 手数料無料、それはそうして欲しいです。 Union Bank 時代も Union Bank 以外の「街中 ATM」を使うと手数料が追加で $5 とかかかっていましたから、 以前ほど現金を持つ必要もありませんが、使うときには十分注意です。
紙のステートメントを選択した場合は $2.00 かかりますが、先にあったとおり、しばらくの間は無料です。 無料期間が終わり、無料でなくなるときには気を付けなくてはいけません。
新しいパーソナルチェックを注文すると、最初の 1 箱は半額でいいよ、と。 ただし脚注 4 にあるとおり、日本に発送する場合は別途送料がかかることがある、というよりかかるでしょう。 今残っているチェックはなくなるまで使えるわけですから、すぐに新しいものが必要になることはないでしょうけど。
あとは特殊の用途の優遇がある、ということです。
23 ページからは U.S. Bank スマートリワード」の説明です。
スマートリーチェッキングアカウントを持っていれば、オンライン等で登録することにより参加できるとされています。 Union Bank から移管された口座は自動的に参加することになっていたようですから、確認するだけで済むのかと想像します。
リワード区分は基本的には毎月末の残高によって決定されるようです。 3 か月とか 12 か月の月末残高の平均によっても左右されるようですから、入出金がある場合は月末残高が重要になりそうです。
24 から 26 ページ、ティアの分類が表になっています。
Union Bank からの口座移管時に付与されると思われるプライマリーのティア、あるいはそれ以上をキープするには $20,0000 以上の残高が必要になるとされています。 とりあえずそれ以上のプラス、プレミアム、ピナクルは無視して、念のためプライマリーの欄だけ見ておきます。
新しいところでは、1 ステートメント期間内で 2 回までは U.S. Bank 以外の ATM 手数料が免除と書かれていますが、 「1 ステートメント期間」が明確ではありませんし、わざわざ免除だからって街中 ATM を使わなくても良いかと思います。
25 ページ、最初の項目、「ATM オーナーがチャージする手数料」は無料にはならないようです。 本当はこの手数料が高額になりがちだと思いますから、やはり街中 ATM を使わないほうが良いと思います。
気になる「手数料免除特典」の欄には、プライマリーには何も書かれていませんが、 「Casher's Checks」に手数料があるような書かれ方ですので、もし何かを小切手で受け取ると、全額は入金できない、ということでしょうか。 なかなかそういう機会もありませんが、そこに手数料がかかるのは嫌です。
26 ページ、Union Bank のセービングアカウントが移行される先の「スタンダードセービング」の月額口座維持手数料が免除となるようです。 じゃあプライマリー以上を達成できない場合は・・・心配です。 しかしプライマリーを達成していると、セービングの金利が 1.05 倍になるようです。 あまり気にするほどの数字でもない気もしますが、5.00 % アップですから損ではありません。
チェッキングに $20,000 は厳しいですが、達成すればメリットはあり、ですね。
27 ページ、28 ページは特定条件にあてはまる場合の説明ですので、省略します。
(page 29) セービングアカウントのオプション
今度の表は左列が「エリート・マネーマーケット」というもので、おそらくハイクラスなものなのでしょう。 右列が「スタンダード」ですので、右列だけチェックしていきます。
まずは気になる月額口座維持手数料ですが、$4 となっています。 minimum daily balance が $300 以上で手数料免除ですので、難しくはなさそうです。 この条件だけだと 1 日でも $300 未満になると手数料が発生することになりますので、気にしておく必要があります。 ただ、月の平均残高が $1,000 以上でもクリアしそうですので、ある程度の残高があれば心配なさそうです。
金利は 1 段階とされていて詳細はありませんので、チェッキング口座の残高に左右される、ということになるでしょうか。
(page 30 〜 33) その他のチェッキング、セービングス、またはマネー・マーケット手数料
気になるところをピックアップします。
ATM は U.S. Bank のものなら無料ですが、 それでも「ミニ・ステートメント発行」で $1.00 かかるようです。 これはおそらく取引レシートのことですので、今までは気にせず、残高確認のためにミニ・ステートメントを出していましたが、必要時以外は使わないことにします。 「フル・ステートメント」だと $1.50 かかります。
国際処理手数料は、取引金額の 3 % とされています。 日本から送金する場合などが該当すると考えられます。 例えば $10,000 相当を送金すると 3 % で $300 でしょうか? 超高額に思えますけど、そういうことでしょうか? 少なくとも、日本にある ATM で引き出しを行ったら 3 % がかかる、は間違いないでしょう。
Counter Checks というのも気になります。 定義がわかりませんが、自分で自分に向けてチェックを書いて窓口で出金する場合、 という意味であれば、これに $2.00 の手数料がかかってしまいますので、面白くありません。
31 ページにある項目は、紙のステートメント発行手数料が $2.00 以外は、普通に使う分には関係しないものでしょう。
32 ページでは、最後の「電信振込」の部分が重要になりそうです。
アメリカ国内の受け入れは $20.00、アメリカ国内の送金は $30.00 と高額です。 これは普通に電信振込の場合でしょうか? 手数料が高額なので、極力使わないほうがいいのではないでしょうか?
国際の場合は、受け入れの場合は $25.00、送金の場合は $50.00 です。 前のページとあわせると、日本から $1,000 相当を送金した場合は、3 % と $25.00 がかかる、ということでしょうか? であると、$30 と $25 で計 $55、差し引き $945 になりますけど・・・。 3 % が為替に対して 3 %、例えば $1 = 100 円のときなら 103 円で $1 換算、という意味になるのかは、不明です。
33 ページ、ほぼ普通に使う分には関係なさそうな手数料が書かれています。
国際送金手数料を節約するため、訪米ついでに円を入金しようとした場合、 私の英語力では purchase に該当するのか sell に該当するのか(主語が銀行なのか客なのか)判断できませんが、 どちらの場合でも $10.00 の手数料で済みそうです。 文字から想像すると、円で入金する場合は sell のほうになるのではないかと思います。 ただ、為替レートに 3 % 手数料がプラスされる可能性がありますので、どこでどうするのが有利かは事前検討が必須です。 「アメリカドル現金を入手する」に書いているように、 事前に好きなレートでドルに変えるほうが有利な場合もあるでしょう。
(page 34 〜) プライバシーに関する誓約 以降
「本人確認」として、アメリカの携帯電話会社の情報が使用されるとありますが、 その契約がない場合については特に書かれていませんので、多少気になるところです。
プライバシーの設定については、5 月 30 日以降に usbank.com/privacy(英語版)で設定できるようです。 Union Bank でかつて紙で回答したことがあるような気がしますので、それが継続されるようではありますが。 詳細は 35 ページから書かれています。
コントロールできる部分は限られていますので、利用可能になってからオンラインで再確認です。
38 ページ、気になるところは 「すべてのチェッキング口座とセービングス口座では、利息は毎日複利計算され」 です。 これだとチェッキングにも利子がつくことになりますが、そうなのでしょうか? チェッキングは毎月末に、セービングは 3 か月ごとに入金されるとされています。 現在の Union Bank のセービング口座の利率 0.01 % は低すぎる(歴史的に下がる一方)と思いますので、これよりは良くなることを願います。
最後に、同封の白黒の冊子「Your Deposit Account Agreement」を読んで欲しい、 このサービスガイドと矛盾する項目は、アカウント・アグリーメントが優先されるとされています。
Your Deposit Account Agreement もある程度しっかり確認しておく必要がありますね。
Union Bank から US Bank に
2023 年 2 月に届いた、U.S. Bank からの初めてのレターについて書いています。
シリコンバレーバンクの破綻やその余波など、中規模銀行には逆風が吹いている模様の昨今ですが、安定的な経営を望みます!
カリフォルニアを中心とした、旅行に関するトピックは トラベルブログに書き込んでいます。
また、旅行に関するトピックは、travel トップにまとめられています。
2023 年 6 月、U.S. Bank の新しい口座番号が書かれているセキュリティ対策封書がついに届きました! 何が書かれているのか、内容物を確認しています。
アメリカに到着後すぐに困らないように、いくらかドル現金を持っておきたいと思いましたが、今やドル現金を入手するのも難しくなっているようです。 空港で忙しいとか並んでいると嫌なので、事前に入手する方法を調べました。
日本で入手でき、アクティベートがそれほど難しくないデータ通信 SIM がないか、調べました。 スマホの周波数が対応していれば、SIM を差し替えるだけの簡単なものが見つかりました。
未成年者でも契約できる、Visa などの 国際ブランドが付いたプリペイドカードについて調べ、チャージまで行いました。
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