Natural Intelligence による記事要点まとめ
・事前に自宅で外貨現金を入手する手段がある。
・少額でも利用できるサービスもあるので比較してみよう。
・レートが良いタイミングを見分けることが重要。
アメリカに到着後すぐに困らないように、いくらかドル現金を持っておきたいと思いました。
もちろん今回だけではなく、いつもそのように思いますが、
以前はたびたびカリフォルニアに行っていましたので、ドル現金をある程度残しておいて帰国し、
それを次回持っていくようにしていました。
現地では、
US Bank になるのは 2023 年 5 月末に決定!
もうすでに Union Bank はなくなり、U.S. Bank になりました。
送られてきたサービスガイドを読んで口座維持手数料の免除条件を確認したり、
オンラインバンキングに登録して残高を確認したりしています。
前回渡航から数年経ち、このたび現金が必要な状況になったのですが、残額は少ししかありません。 すぐに思いついたオプションは、次の 3 つでした。
1) カードがあるから現金はほとんどなくても大丈夫
2) 空港で窓口に並べば大丈夫
3) どうにかして事前入手しておく
1 の「現金不要」は、現地での現金入手方法がある場合に限り、その通りとは思います。 レンタカー等で自由に移動でき、現地 ATM が利用できるなど、少々現地での頑張りが必要です。 スーパーなどでカード決済するときに $40 引き出す、といった方法もあります。
2 の「空港で」は、早く空港に到着すれば問題なさそうですが、当日提示されている為替レートに限定されるので、 もしかすると不利になるかもしれませんし、空港到着が遅れる可能性を考えると、とても不安です。 2021 年秋の時点では、新型コロナ禍で全店舗が開いていないようでしたので、その点も不安です。
【 2024 年 5 月 21 日】
歴史的な円安や介入観測など荒れている円相場ですが、久しぶりにアクセスしてみると、
ここで紹介している「GPA 外貨両替専門店 ONLINE STORE」はサービス停止中で、再開は未定となっています。
インバウンド需要への対応のため、成田空港内の実店舗に人員を移動させているということです。
3 の「どうにかして事前入手」は、当然一番安心な方法なのですが、 今や銀行窓口などは外貨の取り扱いがほぼないようで、専門店などを探す必要がありました。
なお、本サイトのご利用に際しては、必ずプライバシーポリシー(免責事項等)をご参照ください。
投稿 October 14, 2021
日本でもだいぶキャッシュレス化が進み、現金を持つことが重要ではなくなってきました。 海外、ここではアメリカ・カリフォルニアについてですが、 現金が入手できたとしても、何でも現金で決済するのは大変ですし、安全上も良くありません。 大抵はクレジットカード(できれば 2 枚)あれば、ほとんど問題ないでしょう。
今回の場合、すでにプリペイド式の VISA カードを入手し、チャージも済ませていますので、 基本的には バーガーキングや パンダエクスプレスのような ファストフード店でも使えるようですし、 ウォルマートのような量販店でも使えるようですから、困りそうもありません。 空港のショップでも使えるでしょうし、レストランでも使えるでしょう。
プリペイド VISA GAICA カード
クレジットカードを持てない未成年者でも持てる、事前チャージ式の VISA カードです。
その内容や契約までに用意する種類についてなど、実際の手順をまとめています。
2024 年 5 月、残念ながらすべてのサービスが終了となりますので、別のサービスを探す必要があります。
現金がなくて困るケースで考えられるのは、自動販売機やコインランドリーです。 いずれも、$20 紙幣でも受け入れてもらえなかったりしますし、コイン(硬貨)が必要だったりします。 今回、最終的にはコイン(硬貨)を用意することはできませんでした。
車に乗るなら、パーキングメーターを使うかもしれません。
ガソリンスタンドでも困ります。
ガソリンスタンドでは、日本で発行されたクレジットカードは、もう何年も前から、使えなくなりました。
住所登録されている
プリペイドの GAICA カードは、 あらかじめ手続きを済ませておけば現地 ATM で現金を引き出せますが、 英語を読めないと操作が難しいかも知れないことと、安全上の理由、そしてレートの問題により、 今回の検討からは除外しています。
となると、到着時に「現金がほとんどない」は、ちょっと怖いのではないでしょうか。
投稿 October 14, 2021
おそらく最も簡単なのが、出発前に、日本の空港での両替です。
チェックイン・出国手続きする時刻より早く空港に到着しておけば、その場で円をドルに両替できるでしょう。 あえて心配するなら、窓口が混雑していたら待ち時間がもったいない、 あるいは時間が迫って不安にあるわけですが、 国際便がほとんど欠航している 2021 年 9 月現在では、きっと問題ないでしょう。
例えば羽田空港なら、 「外貨両替」 にあるように、各ターミナルに業者が入っていますし、出国後エリアにも窓口があるようです。 2021 年秋の時点では、営業時間の短縮などがあったようですから、注意が必要です。 上記ページからは、あまり詳細がわかりませんし、為替レートもわかりません。
成田空港でも、 「銀行/両替所」 にあるように、各ターミナルに業者が入っていますし、やはり出国後エリアにも窓口があるようです。 同じく 2021 年秋の時点では、営業時間の短縮などがあるようで、 早番や遅番と書かれているところは、交代営業になっているようですから、注意が必要です。
【 2024 年 5 月 21 日】
もうすっかり元に戻っている、と言ってもいいほど、窓口営業が再開となっています。
早朝や夜間は営業していませんが、もとからそうだったのでしょう。
特に夜の終わりが早いようですから、出発が遅めの場合には注意が必要です。
基本的にこの方法では、現金を事前には用意できない、というだけで、特に問題はないでしょう。 ただ、出発当日のレートが適用されますから、レートが良いときに替えておこう、のような小細工はできません。 出発時刻までに十分な時間を用意することができれば、悪くはありません。
万一出発前に現金を用意できなくても、到着後に現地の空港でも両替できるでしょう。 探したことがありませんので、ロサンゼルスやサンノゼの空港のどこで両替できるのか知りませんが、 ソウルなどではすぐに見つかった記憶がありますので、きっとあります。 ツアーなら、到着したホテルの窓口でも両替できるかもしれません。
ですが、アメリカを含む比較的安全な国であれば問題ない場合が多いでしょうけど、 一般より悪いレートであるとか、金額(渡される紙幣の枚数)をごまかされるとか、 あるいは最悪、偽札が混ざるなどの危険性は高まると思います。
投稿 October 14, 2021、追記 July 7, 2023
事前にアメリカドル現金を入手する方法は、思ったよりも少ないようです。
まず思いつくのは、銀行窓口です。
例えば、(外貨に強かった)東京銀行を取り込んだ、三菱 UFJ 銀行はどうでしょう? 「外貨両替・海外関連サービス」 を見ると、 「2020 年 6 月 26 日(金)をもちまして、窓口での「外貨両替」のお取り扱いを終了させていただき、外貨自販機のみのお取り扱い」 となっている模様で、 「外貨自販機のご利用は、当行に預金口座をお持ちのお客さまのみ」だそうです。 2021 年秋にはたくさんあった「外貨両替取扱店」も、2023 年夏の時点ではページのリンクごと切れていますから、外貨自販機も使えなさそうです。
「ワールドカレンシーショップ」
や空港店舗は、口座がなくても利用できるようです。
ゆうちょ銀行をみると、 「2021 年 12 月 30 日(木)をもって、ゆうちょ銀行直営店(233 店舗)における外貨両替のお取り扱いを終了」と書かれています。 郵便局での外貨両替は、すでに昨年末で終了しています。 アメリカドルの場合は 900 ドルが上限で、レートはネットではわかりません。 が、2023 年 7 月には、以前は用意されていた外貨両替のページもリンク切れとなってしまいました。
三井住友銀行は、 各店舗での外貨両替の取扱は、 2021 年 3 月末をもって終了しており、SMBC 信託銀行または トラベレックス外貨両替店を利用するよう書かれています。 ほぼ同じタイミングでレートを見ると、114.9 円で 1 ドルと、ざっくりしているようです。 本当はもう 1 桁つくのかも知れませんが、簡単にはアクセスできません。 三井住友銀行に口座があるとレートが良くなるようですが、ない場合はワールドカレンシーショップよりちょっと悪いみたいです。 まあ、よほど高額な交換でないなら、ほとんど変わらないレベルですが。 なお、店舗に出向かないでも外貨宅配サービスにより、宅配してもらえるようです。 注文金額が 10 万円以上なら送料無料だそうです。
みずほ銀行も、すでに外貨両替は終了していて、 「外貨両替ショップ・外貨自動両替機」 のみとなっているようです。 片道 2 円 70 銭となっているようですが、外貨自動両替機が近くにあるかどうか、です。 レートの良さを取りに交通費をかければ、得するかどうかわからなくなります。
日本円現金から米ドル現金に両替する手段は少ないようです。 どうやら今は、外貨宅配を探すほうが良いみたいでした。
投稿 September 30, 2021
外貨宅配サービスは、三井住友銀行のものをはじめ、ネットで探せばすぐにいくつか見つかりますが、 私が最終的に選んだのは、 「GPA 外貨両替専門店 ONLINE STORE」 です。 配送料、サイトの使いやすさ、レートなどを目的にあわせて「総合的に」判断したのですが、 金額の大小やお住まいの地域など、各自条件に最適なサービス会社は異なるとは思います。
以降画面イメージを交えていますが、スマホと PC でウェブサイトのデザインが異なるようです。 特に書かない限りは PC のブラウザでの操作画面です。
成田空港の銀行/両替所のページにリンクがあったように、 GPA(株式会社グリーンポート・エージェンシー)は NAA(成田国際空港株式会社)のグループ会社と明記されています。 これは、安心ポイントになります。
レートも、わかりやすいです。
「外貨両替自動計算」のボックス内で通貨を選び、
円または通貨単位のどちらかを入力すると、すぐに
上の画面イメージは、通貨「アメリカドル」を選んだあと、 USD の欄に 100 と入力したものです(入力後 Enter キー、または入力欄以外の場所をクリック)。 するとすぐに必要な円貨額が 円 の欄に表示されました。 逆に、両替したい額を円で入力し、何ドル受け取れるかを調べることもできます(外貨側で整数になるように調整されます)。 この場合、100 ドルと入力し、11,465 円と表示されましたから、114.65 円で 1 ドルです。 ワールドカレンシーショップよりわずかに良いようです(といっても、金額にもよりますが、 計算してみるとほとんど誤差範囲といっていい値です)。
その上、出発まで余裕があれば、良いレートのタイミングを選べます。
原則 1 日 1 回のレート確定のようですが、
普段から円ドルレートをチェックしているなら、ある程度、適切なタイミングが選べます。
とはいえ、1 ドル 1 円動いたとしても、
1 回の取引金額の最大制限 30 万円で、換算後約 2,500 ドルとすれば、30 万円に対して 2,500 円です。
現実には、1 円動くのはなかなかありません。
※ 当然ですが、待ってレートが悪くなることもあります。
そして、最低取引金額が 3 万円となっているものの、送料無料で受け取れます。
投稿 October 14, 2021
為替レートや条件に納得できたら、「ご注文手続きへ進む」ボタンから注文します。
注意事項をよく読んだら、スクロールさせて、希望の外貨を選びます。
ここでもレートが表示されています。 このレートが最終で、手数料などが別途かかることはないようです(このレートに含まれている)。 その日の午前 11 時頃に更新される予定なので、それをまたぐ時間では気を付ける必要がありそうです。 注文完了までにレートの変更があった場合はどうなるのか、わかりません。
今回は入手したい金額をドルで入力しました。 USD の欄に整数で値を入力すると、少しの間のあと、自動的に 円 の欄に計算された金額が表示されました。 1 に表示されたレート × 今入力した USD = 円の欄に表示される額 で、これが最終支払い金額になります。
さらにスクロールさせると、金種を選べます。 通貨・地域によって、どういう組み合わせがよいか、希望があればそれを叶えてくれるようです。
アメリカの場合は、「高額紙幣を多めに」は $50 や $100 紙幣を含むと思いますので、 小さな店舗なら使えない可能性もあり、大きなスーパーなどでも本物かどうかの検査が必要な場合もあるので、ありえません。 「バランスよく」と「小額紙幣を多めに」でもいいとは思いますが、 個人的には希望があるので、「ご希望の紙幣内訳を入力する」を選びます。
枚数入力欄に、希望の枚数を入力できます。 それぞれの右側に金額の小計が表示され、右下の合計と一致するように指定します。 個人的には、$20 紙幣を基本として、$1 を 5 枚または 10 枚まぜれば良いかと思います。 $1 を多めにして、チップ用にわけておくのもいいかもしれません。
入力したら、「カートに入れる【外貨へ両替】」ボタンをクリックして、進みます。
指定した内容を確認します。
レート、外貨金額、支払う円金額、それに送られてくる紙幣の種類と枚数が表示されました。 すべての情報が表示されていて、わかりやすいです。 表示されている通りでよければ、「注文手続きへ」ボタンで進みます。
同意事項が表示されていますので、よく読んで確認します。
特に厳しいことは書かれていませんし、分量も多くありません。 「最短で翌々日」、 「配達日時の指定はできません」、 「代金は、日本郵便の配達員に日本円現金でお支払ください」 あたりが、気を付けないといけないところでしょうか。 ネットショッピングのように、クレジットカードで支払ってポスト投函してもらう、みたいなことはできません。
「上記の同意事項を全て同意します」にチェックを入れると 「ご注文手続きに進む」ボタンがクリックできるようになりますので、クリックして進みます。
「お客様(ご本人・ご自宅)情報」入力画面になりますので、 名前、フリガナ、郵便番号と入力していきます。 画面にも表示されますが、郵便番号を入力すると「市区町村」まで自動入力されるので便利です。
「住所 2」の欄に続きの住所を入力したら、メールアドレスを入力します。 最後に連絡先電話番号を入力したら、「次へ」ボタンで進みます。
配送先は「自宅」か「自宅以外」を選べます。 都合のいいところでいいと思いますが、自宅で受け取るのが一番安全でしょう。 「お届日の目安」として、いつ頃到着するかが表示されています。
取引目的を選択します。 使うための両替なら「海外旅行または海外出張」でいいでしょう。 もし「その他」を選ぶとどうなるのか試していませんが、目的を自由入力するのでしょうか。
「海外旅行または海外出張」を選んだ場合は、利用空港を選ぶ必要があるようです。 「成田」「羽田」「中部」「関西」から選ぶか、「その他」です。 「その他」の場合は入力するのかどうかは、わかりません。 今後の出店計画のためのアンケートなのか、どういうことなのかはわかりません。
また、この先にアンケートもありますので、それに答えたら「入力確認へ」ボタンをクリックします。
最終の確認を行います。
外貨単位、レート、金額、日本円金額、指定の紙幣枚数が表にまとめられており、 お支払総額が明記されていて、非常にわかりやすいです。
さらに、名前、フリガナ、住所、メールアドレス、電話番号と記載されているので、しっかり確認できます。
お届先情報、配送予定日、それにお取引目的や利用空港、アンケートの入力内容と、すべて確認できます。 下手なネットショッピングサイトよりも親切です。
いよいよ「注文する」ボタンをクリックして、確定です。
この画面まで来たら、完了です。
メールが届くと書かれており、同時に注文番号も書かれています。 「万一、ご注文確認のメールが届かない場合は・・・」と、問い合わせ用の電話番号と営業時間が書かれていますが、 この画面を閉じるとわからなくなってしまいそうです。 私はいちいち画面コピーを残しているので、大丈夫ですが。
ちなみに、Windows 10 で画面コピーを簡単に残したい場合は、 Windows キーと Print Screen キーを同時押しします。 すると、一瞬画面が暗くなり、Pictures の「スクリーンショット」フォルダに保存されます。 エクスプローラーを右クリックすると、「スクリーンショット」フォルダが最近使用したフォルダに追加されていますので、 直後ならアクセスも簡単です。 Print Screen キーは、キーボードによっては Fn キーを押しながら、など違いがありますので、お気を付けください。
「【外貨宅配サービス】お申込完了のご案内」というタイトルのメールが、 比較的すぐに届きましたので、メールを確認するまで画面を開いたままにすれば、それで良さそうです。 ご注文番号とお申込番号が同じです。
投稿 October 14, 2021
申し込みをした翌日には、 「〔GPA 外貨両替専門店〕お問い合わせ番号のお知らせメール」 というタイトルのメールが届き、発送されたとわかります。 リンクから、日本郵便の代金引換(書留)として、追跡できるリンクが付いています。
ドル現金は、代引き購入のような形で受け取ります。 配達の郵便局員に、円の現金を渡すと、外貨を受け取れます。 受付は円の現金のみで、大抵端数がでると思いますから、 あらかじめぴったり用意しておくと良いと思います。
受け取った封筒を開けると、さらにビニールの封筒に明細やドル現金が入っていました。
ホームページに「すぐに外貨をご確認ください」と注意書きがありますから、なるべくすぐに確認すべきです。
ただ、郵便局員の前での開封・確認を推奨するようなサイトがありましたが、
おそらく郵便局員は何も対応できませんから、受け取ってからでいいと思います。
※ それにより万一のことがあっても抗議を受け入れてもらえなくなる可能性もあります。
入っていたのは、すべて新札でした。 通貨や金額、タイミングによるのかも知れません。 もちろん間違いなく、指定の枚数となっていました。
銀行などの窓口のほうが安心なのではないかと思っていたものの、 今回とても満足できましたので、機会があればまた使いたいです。
日本経済新聞 電子版の 「マーケット」から「為替・金利」を選ぶと円相場(ドル)の 1 日の動きを確認でき、 さらに「外国為替クロスレート」を選ぶと「過去の為替レート」で過去 1 か月の動きを確認できます。 出発までの時間的余裕があるうちに、納得できるレートで決めたいですね。
ちょっと気になった情報を書き込んでいます。
未成年者でも契約できる、Visa などの 国際ブランドが付いたプリペイドカードについて調べ、チャージまで行いました。
SIM フリースマホにプリペイド SIM を入れて通信しようとしています。 利用可能機種の確認方法やプリペイド SIM の利用手順について書いています。
モバイルデータ通信ができる SIM を搭載したスマホにブルートゥースや WiFi で接続して、 SIM のないスマホでもデータ通信ができるように設定できます。 海外でも、複数人数で常に一緒に動くなら各自 SIM を持つ必要はありませんね。
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