米サブウェイが身売り?

日経新聞や CNN、NY ポストなどで報じられていますが、サブウェイが身売りを検討しているようです。私が感じるところでは、もはや「野菜のサブウェイ」ではなくヘルシー感はだいぶ薄らいでしまっていますが、それでも巨大チェーンであり、不振とは思えませんが・・・。

理由は共同創業者がお亡くなりになり、手放すほうがいいのではないかという判断のようです。

日本でサブクラブカードが廃止になるのとは、関係ありませんね?

せっかくですので、サブウェイの歴史をちょっと見てみました。

1965 年、17 歳だったフレッド・デルーカくんが家族の知り合いの原子核物理学博士ピーター・バックさんに、どうやって学費を払おうか相談したところ、サブマリン・サンドイッチ店を開こうとなり、初期費用を提供してもらってコネチカット州にオープンしたのが始まりだ、ということですね。さすがアメリカ、始まり方がすごいです。

1974 年までには州内に 16 店舗になったものの、32 店舗を目標にしていたのでフランチャイズを開始することにした、と。「Guiding Principles」の欄に 3 つの基本が書かれていますが、必ずしもヘルシーだったり野菜だったりすることはないみたいです。そこがベースなのかと思っていました。

そして今は世界 100 以上の地域で 37,000 店舗が展開されているそう。

ページの最後にはタイムラインがありますが、1975 年、BMT 発売とあり、デカくて肉っぽくて美味い、とも取れるそうですから、ヘルシーではなさそうです。1990 年には海外を含め 5,000 店舗になり、2008 年には 30,000 店舗ですが、その間に海外展開を開始した国名が書かれていますが、日本はありません。弱小? 契約が複雑だったから??

2015 年、創業 50 年の年にフレッドさん死去、2021 年にはバック博士も死去して、現在に至っているようです。

最近では注文時短のためにプレフィックスメニューを導入したり、自動販売機で販売できるようにしたり、改革が進んでいるようです。新型冷蔵庫で管理されている自動販売機は、大学キャンパスや空港などに設置されているらしいですから、少々気になります。詳細は “subway vending machine” で検索するとたくさんみつかります。

また食べたくなりました。