マイクロソフトの検索サービス Bing に URL を通知する方法、 すなわちサイトを登録し、URL を送信して登録してもらう手順については、 「Bing に URL 登録をリクエストする」に書いています。
Bing に登録し、URL を通知(登録してもらう)場合は、Bing
いつもの通り、Bing ウェブマスターのダッシュボードを開き、 左ペインの「自分のサイトの設定」をクリックして、メニューを開きます。 「URL の送信」を選択すると URL を送信する画面になりますが、 上部にメッセージが出ていることに気が付きました。
2020 年 5 月 13 日の時点では、今までの入力欄から URL の送信ができていますが、気になるので見ておきます。
なお、本サイトのご利用に際しては、必ずプライバシーポリシー(免責事項等)をご参照ください。
投稿 May 14, 2020
メッセージ欄には、次のように書かれています。
Use the new Submit URLs tool. "Go to Submit URLs"
つまり、「新しい URL 送信ツールを使ってください。」の文字と、「URL 送信ツールに行く」ボタンです。
「Go to Submit URLs」ボタンをクリックしてみると、 新しいタブで、「URL Submission」と書かれたページが開きました。 まだ準備中なのか、英語表記です。
本筋には関係ありませんが、まず上部にある tips のようなメッセージが気になりました。
知っていましたか? Submission API を使えば URL 送信を自動化でき、Bing の情報をいつでも最新にできます!
そうなんですか。 ウェブページを追加したり更新したりするたびに、Google のサーチコンソールと Bing の URL の送信を行うのは、面倒です。 私は他の検索エンジンの登録はしていないので、まあまだ不可能ではありませんけど、自動化されると楽になります。
それはさておき、このページに表示されている項目は、 "Quota left for today"、つまり今日送信できる割り当て数です。 その下に、"Quota will reset in 20 hrs." とありますので、 割り当て数は 20 時間たつとリセットされるとされています。 日本語のページでは1日単位に思えましたが・・・。
以前から表示されていたかは記憶にありませんが、 日本語の URL 送信欄の下に「クォータ割り当てに関するポリシーを更新しました。」と書かれていました。 「詳細」をクリックするとヘルプページに飛びますが、英語版です。 しかしながら、英語版の「Learn more」から飛ぶページとは、微妙に異なります。
日本語からは
https://www.bing.com/webmaster/help/submit-urls-to-bing-62f2860a
英語からは
https://www.bing.com/webmaster/help/url-submission-62f2860b
よくは読みませんが、日本語からのページでは、URL 送信の欄が日本語と同じフォーマットの画像がすぐにあります。 一方、英語からのページでは、新しいフォーマットの画像がありますので、新旧であり、 日本語のページが更新されたら、リンク先も変わるのでしょう。
その右には、"URLs submitted today"、つまり今日送信した URL 数です。
下には "Submitted Urls list" とタイトルがついた、送信済み URL リストがあります。 最新の 10 項目が表示されているようです。
投稿 May 14, 2020
上記の画面には、日本語にあるような URL の送信欄はありません。
改めて画面をよく見ると、左上のタイトル部分、Webmaster 欄に BETA と書かれていました。 まだ試験運用中と思えますが、もともと英語の人はどうなっているのでしょうか。
画面の右上には "Submit URLs" ボタンがありますので、クリックしてみます。 先にヘルプページを見てしまったので、どのようになるかは想像がついていますが、ここから URL を送信できるはずです。
画面右側に Submit URLs と書かれた部分が出てきて、今までと同じように URL 入力欄が表示されました。 縦方向にはかなり大きくなっており、スクロールせずに一度にたくさん書けるようになった、というイメージです。
新しく表示された領域の右下には、Cancel と Submit のボタンがあります。 送信したい URL を入力して、Submit ボタンを押すと送信される、ということです。
ここには "We have updated our quota allocation policy." と記述があるので、 日本語ページの「クォータ割り当てに関するポリシーを更新しました。」に対応する文言です。 "Learn more" をクリックすると、新旧どちらのヘルプページに飛ぶでしょうか? 試してみると英語版のページと同じ、すなわち先ほどと同じ、つまりは新ページ、でした。
残念ながら今は新規の、あるいは更新した記事がありませんので実際には入力できませんが、このあと試して追記したいと思います。
なお、日本語で送信した URL が、英語版の URL リストに表示されていますので、確実にデータは連動している、と言えます。
投稿 May 18, 2020
実際に新ツールで送信したときの様子を、ここに追記しました。
Go to Submit URLs から、新しい URL 送信ツールを開きます。 新しいタブで開かれた URL Submission のページの右上にある、 Submit URLs ボタンをクリックし、URL 入力欄を開きます。
"Enter one URL per line" と書かれた部分に、
https://www.straightapps.com/web/bing-new-submit-tool.html
を入力してみます。
スペルチェックまで効いています。
画面右下にある Submit ボタンをクリックします。 Submit は「提出する」という意味です。
ボタンのテキストが Submitting になったあと、完了してページが戻りました。
残りの割り当て数は 9999 に、本日の送信数は 1 になりました。
また、この下にある、送信済み URL のリストの一番上に送信した URL が追加され、その日時が、日本時間で表示されています。 日本語のページでは日本の日付ではないようでしたし、時刻は表示されていませんので、なんとなく便利です。
リストにある URL は、10 から 11 に増え、1ページに表示する行数を選択する行が増えました。
1ページあたり、10、25、50、100 から選択できるようになっています。 日本語のページを再度開き、「自分のサイトの設定」から「URL の送信」ページを見ると、 ちゃんと追加されており、URL リストは 11 件になりました。 1ページの行数を選べたり、送信時刻が表示されたりはしていません。
以上より、現時点では、単なるアップデート版であり、特に操作が変わるようなことない、と言えます。 いつこれが正式版になるか、日本語になるかは、わかりません。
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