GM 系の GM クルーズ社と、Google でお馴染みのアルファベット系のウェイモ社が提供する自動運転車の終日有料提供が認可されたようです。
サンフランシスコ市内での提供となるようですが、そう、サンフランシスコ市内市内と言えば
一方通行だらけ、路駐だらけで、しかもかなり混雑している大変さ!
あるいはよほど慣れたカーナビがあるなら別かもしれませんけど、道によってはケーブルカーも車線を走りますから大変!
市内にいても、じゃあケーブルカーで移動しようと思っても観光客で大行列。
ですので、その範囲や使い勝手によっては、かなり便利かもしれません。
California Public Utilities Comission(「カリフォルニア州公益事業委員会」と訳すようです)からの公式な情報は 「CPUC Approves Permits for Cruise and Waymo To Charge Fares for Passenger Service in San Francisco」 にあります。 どんなニュースでも、公式な情報を確認することが重要です。
まずはニュースメディアからの概要を掴んでおくなら、 昨年から「ロボタクシー」はすでに稼働していたものの、深夜帯、午後 10 時から午前 6 時までに限られていたようですから、 少なくとも観光には完全に向いていませんね。 速度も 30 マイル(48 km/h)までに制限され、天候によっては運用中止で、台数は 500 台程度のようです。
実はすでにフェニックス(アリゾナ州)では実用化されているようで、利用には事前登録が必要な気配です。
今回の認可に至るまでには 6 月末に予定されていた決定日から 2 回延期されていたようです。 特に、消防が「まだそのレベルにない」などと意義を唱えている模様です。
障害者団体は強く賛成しているのかと思いきや、乗降時の安全性や車椅子での乗降にまだ難があるため反対しているようです。 そこをなんとかしてから、安全に移動できる手段として使いたいと言っているようです。
その他、技術的にも反対意見があるようです。
しかし今回、サンフランシスコとサンマテオの一部でサービス提供の許可を得た、ということです。 サンマテオは、サンフランシスコ空港の近くですね。
そしてウェイモの最高速度も 60 マイル(96 km/h)になったそうです。 いや、それはそれで怖いような。 フリーウェイなら「ゆっくりめ」です。
GM が運行させる車種は シボレーボルト EV だそうです。 サービスアプリをダウンロードして利用するようです。
おおよその様子が掴めたところで、公式情報 「CPUC Approves Permits for Cruise and Waymo To Charge Fares for Passenger Service in San Francisco」 を眺めてみます。
クルーズ社とウェイモ社は、2020 年に取り決めた安全基準などを満たしたので、 終日有料サービスを提供する認可を得た。
ということになっていますね。
クルーズ社とウェイモ社は共同で同一サービスを提供するわけではなく、別のサービスになっているようです。 それぞれ、これまでに認可されていた条件も異なるようですから。
ウェイモについてはすでに Android の場合は Waymo One アプリがすでに提供されていて、10 万以上のダウンロードがありますね。
PC で見ると日本語で「このアプリについて」が表示され、 フェニックスでは利用可能であり、サンフランシスコでは、どうやらこの変な日本語は、まだ準備中と言っているようです。
料金については一般的な料金と同程度とされているようですが、日本ではどれぐらいかはわかりません。 カリフォルニアでタクシーに乗ったことは・・・空港への事前予約の乗合タクシーしかありません。
安全であるならば、便利に使えそうですね。
クルーズ社の公式情報は Cruise Self Driving Cars にありますが、 「Join the waitlist」とか「Sign up now」とか見えますので、まだ一般提供に十分な準備はできていないようなのでしょうか。 もちろん台数が豊富になければ、限定ユーザーでの開始になるのでしょうけど。
タクシーアプリ GO をセットアップする
日本ではタクシーアプリ GO をインストールしておけば、
サービス提供地域でタクシーを見つけやすくなります。
設定の様子を記録しています。
しかし、通常はカメラとレーダーを組み合わせる自動運転ですが、某社のようなことになると困ります。
ゴーストブレーキとかファントムブレーキとか呼ばれているようですが、 障害物の判断で、カメラが誤検知、あるいはカメラとセンサーで異なる判断が行われた場合などに、 「本当は何もないのに止まると判断」したケースが 一時頻発していた ようです。
「何もないのに急停止して追突される」か、 「本当にあるのに突っ込んで衝突する」かの選択ですね? アプリに 「前方に障害物があると検出された場合は、疑わしい場合でも急停止してもよい」 オプションがあって、デフォルトでチェックが入っている・・・は、嫌ですね。
サンフランシスコ市内だけならまず使わないでしょうけど、今後のために、 「フリーウェイは使わない」 オプションはあってもいいかもしれません。
プリペイド SIM を利用できるなら、WiFi レンタルより便利に現地でスマホを利用できます。 しかし事前にしっかりデバイス側の条件を確認しておかなければ、セットしたけど使えない状況になってしまいます。
アメリカの空港に着いてすぐ、ちょっと休んでから出ようかな、と思うときには少しでも現金があるほうが便利でしょう。 でも今や、なかなか事前に外貨(ドル現金)を手に入れることはできません・・・。
海外ではクレジットカードがないと不便です。 プリペイドカードなら使いすぎる心配もありませんし、このカードは 15 歳未満でも申込み可能です。 そして何より、日本でも使えますから便利です。
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