たまたま何かの TV 番組で知った、世界で利用可能な WiFi 端末、 Skyberry。 ホームページを見ると、日本でも世界でも使えるサービスのようです。
かつては現地で購入したプリペイド携帯、 バージンモバイル USA で通話だけしていましたが、すでにそのサービスは終わっています。 そもそも月額プランに入らないとデータ通信できませんでしたから、 今となっては短期の旅行や出張でも不足です。
別の時には日本で SIM を購入して現地でアクティベートを行ったり、 また別の時には現地で SIM を購入して現地でアクティベートを行ったりしましたが、 結局説明通りにはうまくいかなかったりして、ホテルで WiFi に接続して設定したりしていました。 手間はたくさんかかりますが(きっと行き詰ったら誰でも何とかなるものではないように思えます)、 とにかく安く通信ができるので、悪くはありません。
日本でレンタルできるモバイル WiFi は便利ですが、 今探しているのはアメリカ 90 日程度の現地滞在で使うためのサービスですので、 例えば 1 日 1,000 円なら、90 日で 90,000 円と高額になってしまいます。 ただ、今回は自分が行くわけではないため、現地で SIM 契約などは除外しています。
アメリカでレンタル Wifi を利用
アメリカで使うためにレンタル WiFi を借りました。
どうやって選んだか、契約を決めるまでの様子を書いています。
もちろん別の会社のサービスも検討していますが、ここではこの「スカイベリー」がどうなのか、 確認しつつ検討しています。
なお、以下すべて、2021 年 7 月時点の、ホームページからわかる情報です。
まずこのサービスとしては、日本を含む多くの国で利用可能なモバイル WiFi だということです。 連続通信時間は 12 時間、4G/LTE 接続で、複数端末を同時接続できるということです。
サービス内容について深く調べる前に、どれぐらいの料金なのか、 料金体系 を確認します。 必要としている以上に高額なら、調べる意味がありません。
まず必要となる端末は、レンタルではなく買い取り制なので、税込 21,780 円となっています。 古くなって買い替えたりする必要が出るかも知れませんが、ひとまず自分のものになる、ということですね。 90 日で計算するのは面倒なので、仮に 100 日で計算すると、1 日あたり 217.8 円です。 もちろん、本来的には年単位で使うためのプラン設計になっていると思われますが。
事務手数料 税込 3,300 円は、大抵どこの通信会社でも一律にかかる料金ですので、とりあえずは考慮しません。 それに送料 税込 880 円がかかるようです。
月額料金は、最初にでてくる「国内ギガ盛りプラン」は主に日本国内向けで、海外では 2GB しか付きませんので、除外です。
「海外プレミアプラン」は、一番容量の少ない 7GB プランだと、税込 4,378 円となっています。 アメリカといえども、(ちょっと前の)体感的には、どこでも WiFi に接続できるわけではないので、 あまり少ないのも不便なのかも知れません。 レンタカーのハーツも、カーナビ装備をやめてお客が自分の端末で Google Auto アプリを使うようになるようですし、 使用量を気にしつつ接続するのは時間の無駄を生みそうです。
「オートチャージ」を設定すると、1GB 追加ごとに 900 円で、最大 30GB まで使えるようになるようですが、 1 つ上の 12GB プランは 5,478 円と、7GB より 1,100 円プラスですので、1GB あたり 220 円と格安になります。 当然ですが、使わなければ意味がありませんが。
そして、大事なことに、このほかに接続料金として、24 時間 90 円かかるようです。 1 か月 30 日、毎日使うなら 2,700 円、100 日なら 9,000 円と、小さくないインパクトです。
とりあえず 12GB プランとすると、月額計 8,200 円程度となる計算です。 レンタル WiFi と同じぐらい手間なく、しかも料金としては大幅に少額です。 初回は本体価格が必要ですから、単発には向かないでしょうけど、繰り返し利用する場合は良さそうです。
まとめると、初回は初期費用約 26,000 円、 以降月額 約 8,200 円とすれば 3 か月なら約 25,000 ですから、 期間合計 51,000 円と、レンタル WiFi よりは、初回のみの初期費用を含めても安いです。
定期的に利用しない場合は、そこで(いったん)解約しないと、月額料金がかかり続けることでしょう。
契約は月単位で、20 日までに届け出る必要があるようです。 ウェブで解約できるようですが、マイページからボタンを押す、のような形ではなく、 フォームを送信することになるようですから、正直、多少面倒な気はします。
このほか、12 か月契約となる留学生プランもあるようで、該当すればお得になるみたいです。
トップページの「留学生の方」ボタンから先を一応確認しておくと、 通常プランとの大きな違いは、12 か月の契約となること(違約金 9,500 円適用)、 端末代金と事務手数料・送料が割り引きで、10,000 円ぐらい、初期費用が安く済むことのようです。 また、1 日 90 円の利用料込みで、月額 6,680 円のプランのみ、 通信容量が 7GB で、超過しても低速通信(256 kbps)は可能と書かれています。 読んだ記憶はありませんが、通常プランだと契約容量を超えた場合、 1GB 900 円で購入しない場合、使えなくなるわけですね?
また、 「通常のスカイベリープランでは、海外でのご利用は 3 ヶ月で契約利用量の 2/3 以内のご利用制限がありますが・・・ご契約中毎月 7GB すべてを海外でご利用頂けます。」 と注釈がありますが、これも読んだ記憶はありません。 12GB 契約しても、3 か月で 36GB ではなく、海外では 24GB までである、と(ここでは)読めます。 価格のページに戻ってみても、そのような記述は見えませんので、どういう意味かはわかりません。
以上、使い方によっては便利で手放せない端末になる可能性が十分ありますが、 単発で使うには、飛びつくほどではないかな、という印象を受けました。 通話はできませんが、今どきは LINE などで通話もできますし、あまり問題はなさそうです。 ただ、現地の電話が使えませんから、必要なら別途考えなくてはいけませんね。
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