Android アプリを比較的簡単に作成するための開発ツール、 Android Studio を使いたいと思いました。 しかし、それぞれの PC で、 Visual Studio でも Android アプリをビルドできる設定にしているため、 同じ PC にインストールして競合問題が起きると嫌なので、試しに古いノート PC にインストールしてみることにしました。
といっても、この古い Windows 10 Home のノート PC、 HDD のアクセスが異常に遅く、ブラウザの利用ですらままならないため、 今はもう新しいノート PC を導入しており、この古いノート PC はしばらく起動すらしていませんでした。
速度問題を改善できないかと、不要なアプリを削除し、データも移動させ、 HDD に十分な空き容量を確保しましたが、体感的には何も変わりませんでした。 ソースネクストの 「驚速 for Windows 10」 を入れましたが、ほとんど変わらず、ギブアップ状態だったのですが、 今回ノートン セキュリティスキャンを削除することにより、少しマシになった気がしますので、ここに記録しています。
なお、セキュリティソフトとしてはすでに台数無制限で使えるマカフィーリブセーフの更新を行っていますので、 ある意味ダブルのセキュリティソフト状態で、普通に言えば、これは良くない状況でした。
マカフィー リブセーフを別のマシンにインストール
マカフィー リブセーフは、個人で使う場合、インストール台数無制限、かつ Windows、MacOS、Android、iOS に対応していて便利です。
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投稿 October 8, 2021
アンインストールすると決めましたので、画面左下の Windows アイコンをクリックして、 スタートメニューを開き、「Norton Security Scan」を見つけます。 英語のアルファベット順に並んでいますから、N を探せば見つかります。
クリックして展開すると、英語表記の「Norton Security Scan」と 日本語表記の「ノートン セキュリティスキャン」と 2 つありますが、どちらでも同じようです。 親切なソフトであれば、ここに「アンインストール」もありますが、ノートンでは見つかりません。
とりあえず英語表記のほうをクリックすると、
アンインストールできそうなボタンなどはありませんので、右上にある「ヘルプ」を開こうとすると・・・。
https ではなく http で接続しようとしているようで、安全性が低いと判断され、Edge で接続できません。 無理に接続しようとはしませんが、セキュリティ対策ソフトでこのような警告が出るとは。
では、Windows の設定を開いて、アプリの一覧からアンインストールしましょう。
画面左下の Windows アイコンをクリックしてスタートメニューを開き、 すぐ近くにある歯車アイコンで、Windows の設定を開きます。
「アプリ」がありますので、それをクリックして開きます。
開いた画面、左側で「アプリと機能」が選択されていることを確認し、 右側で「Norton Security Scan」を探してクリックします。
グレーになっている「変更」と、「アンインストール」と書かれたボタンが見えます。 「変更」は大規模なソフトで、一部の機能だけ追加インストールしたり削除したりできる場合のみ、押せるようになります。
ここで「アンインストール」ボタンをクリックすれば、アンインストール完了です。 難しくないですね?
アンインストールがうっかり実行されないよう、もう一度確認が行われますので、 「アンインストール」をクリックすると、実行されます。
しかし、何も起きません。 少し何かやってから戻ってくる、のような動きではなく、クリックが無視されているような感じです。
ただ、これでうまくアンインストールできるケースもあるにはあるようなので、 私のシステムが「はずれ」だということになる・・・のでしょうか?
投稿 October 8, 2021
ネットを調べると、同様のケースはよくあることのようでした。 なるべく裏技的なものではなく、公式なものを使いたかったので、公式サイトを探していくと、 「ノートン削除/再インストールツールをダウンロードして実行する」 に行きつきました。
公式サイトのヘルプを参照しているはずなのですが、一部日本語が変なのが気になります。
ほかに手段は思いつきませんので、書かれている通り、まずはツールをダウンロードします。 ツールのサイズは約 12 MB ですので、まったく問題ありません。
Edge なら、ブラウザ画面の右上にダウンロード状況が表示されます。 ダウンロード状況が見えないか、消えてしまった場合には、右上の「・・・」メニューから呼び出せます。
ダウンロードが完了したら、そこから「ファイルを開く」で実行できます。 あるいは、エクスプローラーで「ダウンロード」フォルダを開けば、そこに見つかります。
ツールが実行されると、
同意すると、トップ画面になりました。
書かれている文字は「このコンピュータの Norton product を削除して製品の最新版をインストールします」であり、 見えるボタンとしても「削除および再インストール」になっていますので、 ただ削除したい今回は、これではありません。
あとからウェブサイトをちゃんと読めば書いてありましたが、 ここでは「拡張オプション」をクリックします。
「削除のみ」をクリックすれば、削除できそうです。
もう一度、削除するかどうかの確認がでましたので、「削除」をクリックします。
しばらくすると、画面が切り替わります。
完了したことはわかりますが、何をアンインストールしたのか、書かれていません。 セキュリティスキャンしか入れていないので構いませんが、もし複数ある場合は、全部削除されるのでしょうか?
PC を再起動するように指示がありますので、再起動します。
しかし、削除されていませんでした。 スタートメニューから、ソフトを呼び出すこともできます。 つまり、アンインストールされていません!
せめて、システムのパフォーマンスへの影響を最小限にするため、 「定時スキャン」しないように、オフにしておきます。
投稿 October 8, 2021
こんなにアンインストールできないなんて、ある意味、悪質ではないかとも思えますが・・・。
しかし、ちょっと気になりましたので、また最初のセクション 「アンインストールは難しい」 に書いたのと同じ、Windows の設定の「アプリ」からのアンインストールを試みました。 ソフト開発側として考えれば、複雑にしてあきらめさせる作戦であっても、「手段なし」はありえません。
先ほどと同様に、Norton Security Scan を探し、クリックして「アンインストール」ボタンをクリック、 再確認の「アンインストール」ボタンをクリックすると、 今度はどうやら機能しているようです。
ここに来てもなお広告が表示されるという粘り強さ・・・。 右上の×ボタンで広告を閉じました。
アンインストールが中止されました。
同じ手順でこの広告画面まで進んだあとの正解は、「スキップ」をクリックする、でした。
今度こそ、最後の確認画面であると信じて、「OK」ボタンをクリックします。
そうはいきません。 手前に再インストールのご案内が出てきました。 右下の「閉じる」で閉じます。 右上の×ボタンで閉じるのは危険です(アンインストール中止と解釈されるかもしれません)。
ついに「アンインストールの準備」が始まりましたから、今度こそ、うまくいくのかもしれない期待が持てます。
完了しました!
今度はちゃんと、左上に「ノートン セキュリティスキャン」の文字も書かれていますから、間違いありません。 スタートメニューからも、設定のアプリの一覧からもなくなりました。
一般ユーザーなら途中であきらめていても不思議ではない複雑さでしたが、 改めて、システムによっては簡単にいく場合もあるのかも知れません。
アンインストール後、古いノート PC のパフォーマンスは、 「遅すぎて使えない」から「遅いけれど使えなくはない」に(大幅に)改善された、気がします。
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