今はもうサービスを終了しましたが、マイレージプラス・モールと呼ばれるショッピングサイト経由で買い物をしたり、 ポイントサイトのネットマイルから交換できたり、あるいは提携クレジットカードで貯められたりしますので、 もともと期限があってないようなもの、ではありました。
ですが先日、メールで有効期限撤廃のお知らせが届きました。 ちょうどその頃、ANA のマイルの中途半端な残りが期限だったため、ANA のショッピングサイト A-style で買い物をしたり、 とりあえず1年間有効の ANA SKY コインに換えたりしたのですが、条件によっては ANA 搭乗でもマイレージプラスに加算するほうが有効では? とも思い、まとめて調査しました。
以降、多分に主観的な考えが入っていると思われますので、ご注意願います。
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投稿 September 4, 2019
そのメールが届いたのは 2019 年 8 月 29 日、タイトルは「It's official: miles no longer expire.」でした。 マイルのステートメント(毎月の実績)を英語で受け取っていたので、このメールも英語です。 ざっと訳せば・・・
いつまでも残る記憶の鍵は? いつまでも残るマイル!
もう聞きましたか? マイルはもう失効しません。
私たちはいつも、マイレージプラスをよりよくする方法を模索しています。
ですから、今からすぐ、マイルはもう失効しません。
あなたにとってこの改訂が、マイレージプラス体験をより良くすることを望んでいます。
ということですから、もう失効しない状態になっているんですね。 確認のため、ログインしてマイレージ履歴のページを見ると・・・
一番下、「マイルが失効しません」と書かれています。適用されていますね!
投稿 September 4, 2019
しばらくユナイテッドには乗っていませんが、記憶では、数年前から飛行距離(マイル)に比例してマイルが付与されるのではなく、 チケット金額に比例してマイルが付与されるように変更されたはずです。 以下、2019 年 9 月時点の情報です。
なお、加算方法はフライトだけではなく、ショッピングや提携カード、ポイント交換などがありますが、ここではフライトだけについて注目しています。
まず、ユナイテッドまたは
ということは、ANA のウェブサイトで発券した ANA 運航便は、加算対象外である・・・ ではなく、上記は「運賃を基準にしたマイル付与」の対象外、でした。 以下、詳しく見てみます。
加算されるマイル数は、UA、ユナイテッド・エクスプレスの場合、運賃のみが基準となります。 スターアライアンス運航便をUAで発券した場合も、運賃のみが基準となります。 UA以外が発券して、UA以外が運航の場合、UAが支払い運賃を知る方法がないという理由で、 飛行距離と運賃クラスによる、と書かれているようです。
運賃で獲得マイルが計算される場合、1 アメリカドルごとに 5 マイルで、プレミア資格によりボーナスマイルも付与されます。 確かにこれはシンプルですし、距離に対して割高になる短距離路線のユーザーには有利です。 成田−ロサンゼルスの場合は UA 便、ハイシーズンではない適当な時期で往復 150,000 円、距離を約 5,500 マイルとすれば1マイル当たり約 14 円ですが、 超短距離のサンディエゴ−ロサンゼルスだと、約 110 マイルで往復 35,000 円なので、1マイル当たり約 159 円を支払っている計算になります。 支払い金額ベースにすれば平等である、というのは確かにそうです。
飛行距離で獲得マイルが計算される場合、予約クラスにより異なるとされています。 よく調べないと航空券の予約クラスを知るのは難しい気がしますが、 格安航空券レベルと思われる S や L、K だと、飛行距離の 50% 付与だそうです。 ANA のウェブサイトから予約すると、Q、V、W あたりになるかと思いますが、これなら飛行距離の 75% 付与だそうです。 エコノミー正規運賃やプレミアムエコノミー以上のクラスだと 100%、クラスによってはボーナスも付きますが、今は縁がありません。
ということで、ANA のウェブサイトから、ANA 運航便を予約した場合、おそらくそれは国内線・国際線に関係なく、 飛行距離の 75% か、上級クラスならそれ以上のマイルが加算されると考えられます。
東京−ロサンゼルスが往復 11,000 マイルとして、それを(計算しやすく、燃油サーチャージ等を含まない航空券代を)110,000 円で購入すると、約 1,000 米ドルですから $1 当たり 5 マイルで、5,000 マイルが加算されることになります。 一方、それを ANA のウェブサイトから ANA 運航便で予約してマイレージプラスに加算するなら、 同じく 110,000 円だとすれば、11,000 x 0.75 = 8,250 マイルですから、得ですね。 クラス S なら 50% なので、11,000 x 0.50 = 5,500 マイルです。 値段もクラスも仮ですから、必ずこうなるかはわかりませんが。
ちなみに ANA のウェブサイトで予約した ANA 運航便を
よって、獲得マイル数としては、クラス S なら同じ、クラス W ならマイレージプラスの方が有利、と言えそうです。
投稿 September 4, 2019
マイルの有効期限がないか、
本サイトは技術情報サイトですので、シリコンバレーのあるサンノゼ便への直行便を念頭に、調べてみます。
マイレージプラスで東京から北米へは、エコノミークラス往復で、70,000 マイル(セーバー特典)、あるいは 160,000 マイル(エブリデイ特典)必要とされています。 AMC では東京から北米(ANA 運航)へは、エコノミークラス往復で、ローシーズン 40,000 マイル、通常期 50,000 マイル、ハイシーズン 55,000 マイル必要とされています。 国際線は往復 12,000 マイル(韓国・ローシーズン)から、国内線は片道 5,000 マイルから利用可能です。 その他、提携ポイントに交換などのオプションもあります。 どれにも満たない場合には、1 マイルから、ショッピングサイト A-style で使うか、 ANA SKY コインに換えて 1 年の期限内にツアーか航空券を購入する、です。
一般的なマイルの価値は、ポイ探 でわかります。 ANA だと1マイル 1.5 円、UA も1マイル 1.5 円とされています。 北米への特典航空券を狙うなら、3 年以内にフライトの機会が多いなら ANA のほうが圧倒的におトクであり、 たまに乗る程度で失効を恐れるなら UA、でしょうか。
しかし、「マイレージプラス特典旅行」を見ると、 2019 年 11 月 15 日より、必要マイル数がより多い選択肢に拡張される、という注意が書かれています。 これに伴い、アワードチャート(必要マイル数一覧)がなくなるようです。 11 月 15 日以降のフライトは、基本的には今と同じか、それより少ないマイルで交換できるようになるようです。 詳細は「特典旅行の更新について」にありますが、 基本的には、ピーク期間は値上げ、それ以外は同じか値下げ、そして直前手数料を廃止、ということです。
と、調べてきましたが、とても難しいので、結局は 3 年以内に使うかどうかと、航空会社の好みで選ぶ、になりそうです。 予約クラスによりおトクな方に貯めて、マイルが分散して何にも使えない、は避けたいと思います。
2022 年 3 月現在、アメリカン航空のマイレージプログラム AAdvantage は 18 か月で失効します。これをなるべく低コストでキープする方法について書いています。
Hotels.com のメリットやリワードの期限とその延長について、実体験を記録しています。
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