2022 年夏、7 年振りの節電要請が発出されています。
2022 年 6 月 7 日付けの経済産業省 「2022 年度の電力需給に関する総合対策を決定しました」では、 夏・冬ともに余力が少ないか、不足する可能性が指摘されています。 公式な情報がすぐには見つかりませんが、 「電力需給ひっ迫注意報とは? 7 年ぶり節電要請 私たちにできること」 のように、無理のない範囲で節電が必須な状況です。
東京電力エナジーパートナー(東京電力のことです)から電力の供給を受けている場合、 「今すぐ役立つ! 省エネ情報」に TEPCO 省エネプログラム 2022 についての記述があります。
ニュース等で発表になっているように、 ここに「夏の節電チャレンジ 2022」が確かにあるのですが、 この「節電ポイント」についての公式情報が見つかりません。 経済産業省または政府またはどこかにあると思うのですが、見つけられません。 どういうことなのでしょう?
「夏の節電チャレンジ 2022」を見てみると、 まず最初に「あなたはどれだけ節電できる?」とあり、 「初めて節電に成功するとボーナスとして 100 節電ポイントがもらえます」とあります。 2011.3.1 のあとに節電のキャンペーンがありましたが、それを含むのかどうなのかわかりません。 「今後複数回実施される節電キャンペーンで 1 回のみ」という意味に捉えるのが正解でしょうか。 しかし私は普段から節電していますから、「前年同月を下回ったら」のような形だと、達成が難しいかも知れません。
その下にある「節電ポイントの仕組み」を見ると、 「対象時間帯」の「標準的な使用量」を下回った場合、 1 kWh ごとに 5 節電ポイントをゲットできるようです。 そしてこれに対して、少しでも節電できた場合は、初回 100 節電ポイントが付与される、ということです。
「標準的な使用量」は、どういう値なのでしょうか?
ページの上のほうに書いてあるのかも知れませんが、
さらに条件として、ご家庭向け会員サイト「くらし TEPCO web」の会員である必要があり、 「対象の電気料金プラン」が適用されている必要がある上、 「需要場所に通信機能を有したスマートメーター」が設置されていること、と、なんだかハードル高めです。
申し込み期間は 2022 年 6 月 8 日からもう始まっていて、6 月 20 日までなら 7 月からのチャレンジ・・・・ もうすでに今日は 22 日ですから、間に合いません。
7 月 20 日までの申し込みであれば 8 月からのチャレンジ、そのあと 8 月 20 日までなら 9 月からのチャレンジだそうです。
節電に成功した場合は「くらし TEPCO ポイント」になって、 そこから T ポイントや WAON ポイント、amazon ギフト券などに交換できるようです。 私はたまたまくらし TEPCO web に登録済みなのでいいのですが、 これから申し込む場合は、結構時間がかかったような(郵送を伴うため何日も)記憶がありますので、 これを読んでいる方は、今回チャレンジしないとしても、一刻も早く登録するほうがいいと思います。
ちなみに私の地域ではもう毎月の検針票は来ませんので、もはや訳がわかりません。 それに web ではプリント可能な検針票イメージみたいなものがありませんので、不満だらけですが。
念のため先に「くらし TEPCO ポイント」について見てみると、 獲得から 2 年の有効期限があるようです。 そしてポイント交換できるようになるのは 300 ポイント以上ですから、 もしかしたら交換レベルに到達しない可能性も大きそうです。
いろいろな条件を調べるのも面倒ですし、 節電ポイント付与の単位となる 1 kWh がどういうレベルかもわかりませんから、 とりあえず申し込みだけ済ませておいて、節電ポイントが付与されたならされたでいいか、というイメージでしょうか。 まあ、本当の本心としては、難しすぎて魅力的には思えないです。 もし くらし TEPCO web に登録済みでなければ、なお遠くなります。
仕方がないので「夏の節電チャレンジ 2022 に参加!」ボタンをクリックしてみます。
単に くらし TEPCO web に遷移しましたが、どうやって申し込むのかはわかりません。 「夏の節電チャレンジ 2022 の参加申込みページ」から申し込むようですが、それが見つかりません。 登録から間がなく、月別データが表示されていないからでしょうか? これだと、検針票がなくなった月から今までのデータは、一切失われたということでしょうか?
いろいろなメニューを開いたりしていますが、本当に見つかりません。
ついにはエラー表示となって、何もできなくなってしまいました。 操作不安定によりエラー表示が続いていますので、もう今日はギブアップです。
【 2022 年 6 月 24 日追記】
念のため、電力メーターが 「スマートメーター」 であるかどうかを確認しました。 通信で電力使用量が計測・集計されるスマートメーターになっていることが条件でしたので、 電力プランを満たしていても、メーターが条件を満たさなければ節電チャレンジできません。
判断方法が見た目のようでしたので、ネットで画像検索して見比べましたが、スマートメーターであるようでした。 東京電力パワーグリッドの図と同じような表面でした。 だいぶ前にメーター交換があったような記憶がありますので、そのときに交換されたのでしょう。
そして改めて くらし TEPCO web にアクセスしましたが、やはりボタンとかリンクとかは見つかりませんでした。 せめて対象外であるなどの場合はグレー表示して、その理由を知りたいところです。
あるいは、「夏の節電チャレンジ 2022 に参加!」ボタンをクリックするとエラー画面になることもありましたので、 このところの報道などにより注目され、アクセスが多すぎて処理しきれないのでしょうか。
さらに本日、節電チャレンジに参加しただけで 2,000 節電ポイントが付与されるような支援策について、 政府が検討しているということですから、とにかくうまくいかない理由を知りたいです。
ニュースの記事の中には、「主にスマートフォンのアプリを入れている利用者などが対象」との文字もあり、 アプリからしか申請できない可能性もなくはありませんが、東京電力 EP の場合はそういう記述はありませんから、きっとそういう問題ではないでしょう。
どれほど電力に余裕があるのか、あるいはないのか、東京電力パワーグリッドが状況を公表しています。
アメリカでは夏時間を採用している州があり、直接関係しない身としては面白いのですが、健康問題などがあり廃止に向かっているようです。
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