Visual C++ で自動生成したコードでは、実機にインストールされたとき、アプリアイコンの下には <プロジェクト名>.Packaging の形式で表示されます。 例えば "ComplementGame.Packaging" のようになります。
これを日本語や、自由な名前にするには、AndroidManifest.xml を編集する必要があるようです。 ここでは、このあたりを検証しています。
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投稿 December 28, 2017、最終更新 December 23, 2019
アンドロイド・アプリは、アプリ名(パッケージ名)で端末のストレージに置かれるようですので、一意の名前がなくてはいけません。 一意の名前とは、世界中の誰とも一致しない唯一の名称ということで、 もし一意の名前でないなら、先にインストールされていたアプリのファイルを上書きすることになるか、 動作不良になるか、あるいは拒否されるか・・・わかりません。 一意であることを保証するために、通常は自身の URL 名+アプリ名とするようです。
一意のアプリ名は、AndroidManifest.xml の <manifest> タグで指定するようです。
manifest タグは、初期状態で次のようになっていました。
<manifest xmlns:android="http://schemas.android.com/apk/res/android" package="com.$(ApplicationName)" android:versionCode="1" android:versionName="1.0">
とりあえず、com.$(ApplicationName)の部分だけ書き変えれば良さそうです。 $(ApplicationName) の部分は、プロジェクト名(例えば "ComplementGame")に置き換えられます。
<manifest xmlns:android="http://schemas.android.com/apk/res/android" package="com.<ドメイン名>.$(ApplicationName)" android:versionCode="1" android:versionName="1.0">
これで、Android / data / com.<ドメイン名>.アプリ名に、インストールされることになります。
package="com.StraightApps.$(ApplicationName)"
のようにしたら、Android / data / com.straightapps.ComplementGame のようなパスができました。
なお、デフォルトの設定のままデバッグを行い、この部分を書き変えると、新しいパスにインストールされることになるため、 今までのデータが見えなくなります(別アプリ扱いになります)。
しかし、これだけでは、インストールしたアプリアイコンと一緒に表示される名称は、 <プロジェクト名>.Packagingのようになってしまいます。
投稿 December 28, 2017、更新 December 23, 2019
インストールされたアプリのアイコンと一緒に表示されるアプリ名は、 AndroidManifest.xml の <application> タグの内側、 <activity> タグで指定できるようです。
<activity android:name="android.app.NativeActivity" android:label="@string/app_name" android:configChanges="orientation|keyboardHidden">
上記のようになっている場合、アプリケーション名の部分、android:label が影響しています。 この指定だと、string にある app_name キーの値と読めます。
プロジェクトの Packaging にある、 res/values フォルダの strings.xml を開いてみると、次のように書かれていました。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<resources>
<string name="app_name"><アプリ名>.Packaging</string>
</resources>
ここを書き換えてもいいのかも知れませんが、他で参照しているといけないので、AndroidManifest.xml のほうを書き換えてみました。
<activity android:name="android.app.NativeActivity" android:label="私のApp" android:configChanges="orientation|keyboardHidden">
android:label="@string/app_name"の部分を書き換えています。
すると、アプリアイコンと共に表示される文字列が、ここで指定したものに変わりました。
<July 30, 2018 追記>
が、これでは「設定」などから見える文字列が strings.xml の app_name で指定されているもののままでした。
strings.xml の app_name を書き換えるべきのようです。
とりあえず、それで問題はないようですので、これが正解のようです。
投稿 December 23, 2019
上のセクションの追記で、中途半端な書き方になっていましたので、改めて書いておきます。
アプリの名称は、AndroidManifest.xml の <application> タグの内側、 <activity> タグが、直接的には関係していました。
<activity android:name="android.app.NativeActivity" android:label="@string/app_name" android:configChanges="orientation|keyboardHidden">
しかし、これを書き換えても、表面上は良さそうに見えましたが、「設定」アプリなどで表示されるのは、プロジェクト名のままでした。
@string/app_name を書き換えるためには、 プロジェクトの Packaging にある、 res/values フォルダの strings.xml を開きます。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <resources> <string name="app_name"><アプリ名>.Packaging</string> </resources>
上記、<アプリ名> と書かれた部分は、プロジェクト名になっていました。 <アプリ名>.Packaging" の部分を自由な名前に書き換えれば、アプリ名がそれになります。日本語でもOKです。
なお、前のセクションで AndroidManifest.xml のほうを書き換えている場合は、android:label の値を "@string/app_name" に戻しておいてください。
Visual C++ 2015 で、Android ネイティブアプリを作成するため、新規プロジェクトを作成する手順を記録しています。
Android Studio をインストールし、JNI の仕組みを利用して C++ コードを呼び出すことが、目的です。
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