Natural Intelligence による記事要点まとめ
・Yahoo! メールは From 欄の文字列を設定できる。
・ブラウザでの操作では設定箇所が見つけにくい。
・本文のフォントが揃わないときの操作も紹介している。
普段はスマホの Y! メールアプリで、主にメルマガ等の受信専用で利用している Yahoo! メールなのですが、 たまに送信したいこともあります。
今回は特定の宛先にメールを送信しようと、PC のブラウザから Yahoo! Japan にログインして「メール作成」ボタンをクリックしました。 すると、メール送信者を意味する From 欄の文字列をわかりやすく書き換えたくなりました。
しかし、いざ設定を探してみても、どうにも From 欄の文字列がみつかりません。
設定を開いたときに表示された、画面右側のポップアップされたヘルプでもよくわかりませんでした。
Microsoft の AI である Copilot に尋ね、案内された操作ともちょっと異なり、設定箇所を特定できませんでした。
結局は自分で探しまくって見つけたので無事に From 欄の文字列を変更できましたが、 元に戻しておこうと再び設定を探すと、ついさっき見つけたばかりなのに、また迷ってしまいました。
今後のためにも、これは書いておかねばならない、と、ここに記録しました。
From 欄に表示される文字列を変更するには、「メール作成」ボタンを押す前に以下の操作をする必要があるようです。 直接 From 欄を編集することはできませんでしたので。
以降の操作やスクリーンショットはいずれも PC のブラウザで操作しているものです。 Y! メールアプリでも同じようにメニュー項目が見つかれば、同等ではないかと思います。
まず、メール画面の右上にある歯車アイコンをクリックして、設定画面を開きます。
開かれた設定画面の左側の項目から、「メールアドレス」グループにある「メールアカウント」をクリックします。
右側、「詳細設定」グループにある「メールアドレス」の下の「設定するメールアドレスを選択」をクリックすると、 紐づけられているメールアドレスが表示されますので、From 欄の文字列を変更したいメールアドレスを選択します。
別名を設定できる ymail を取得していない場合は、1 つだけ表示されるか、選択そのものがないかもしれません。
ymail メールアドレスを取得する
Yahoo! メールを持っている場合、無料でドメイン名が ymail.ne.jp のアドレスを持つことができます。
メールボックスは同一になりますので、管理が簡単です。
メールアドレスを選択すると、その先(下)に入力欄が表示されます。 少しスクロールする必要があるかと思います。
「From 欄の名前」に、現在の From 欄に表示される名前が表示されていますので、好きなように書き換えます。 とは言っても、特殊文字・記号や絵文字など、いかにも機種依存しそうな文字はやめましょう!
ちなみに From 欄に入力した名前は、メール受信者に表示される名前で、送信時には本当のメールアドレスの前に表示されます。 書き換えたら「保存」ボタンを押すと完了です。
「メール作成」ボタンを押すと、From の欄に変更した名前が表示されているはずです。
さて、メールを書き始めたわけですが、本文を書くために別の場所からコピー & ペーストでテキストを貼り付けました。 そして記入したり、改行したりしていると、なんだか違和感があります。
フォントや文字のサイズ、改行のサイズが微妙に違います。
おそらく最後に利用したスタイルが設定されているのだと思いますが、 「リッチテキスト」、いわゆる HTML メールで書いていることになっていました。
今回は普通に文章だけを書きたかったので、テキストメール(プレーンテキスト)に切り替えました。
その手順は、まずメール作成画面で「リッチテキスト」、 あるいは「テキストメール」と書かれている部分を探します。 「リッチテキスト」になっている場合は本文欄のすぐ上にフォントの選択ボックスがありますので、その右を探しましょう。
上の図では、わかりやすいようにフォントのサイズを大きくしたり、赤くしたりしています。 すぐ上にフォントやサイズの選択ができるツールバーがあり、右の方向へみていくと「リッチテキスト」の文字が見つかります。
「リッチテキスト」の部分をクリックし「テキストメール」を選択してみます。
本文に適用された書式が削除され、元に戻せなくなりますので、確認メッセージが表示されました。 よければ「切り替え」をクリックします。
本文に適用された書式が削除され、プレーンテキストになりました。
入力された本文は削除されませんが、PC で操作しているなら本文全体をクリップボードにコピーしておくとさらに安心です。 万が一にも、書きかけの文章が消えてしまうと大変不愉快な思いをしますから。
このあとすぐに「リッチテキスト」に戻しても、もとの書式は復活しません。
メールを書いていて「なんだか文字のサイズが合わない」とか「フォントが混ざっている感じがする」ときには、上記設定を疑うと良さそうです。
とりあえずリッチテキストで書いてテキストメールに切り替えたあと、再びリッチテキストに戻しても書式は戻りません。 これを逆に利用して、あえていったんテキストメールにして、再びリッチテキストに戻すことでプレーンな文字に戻す(フォントやサイズを揃える)ことができますね。
Yahoo! メールアプリの動作の設定や、Gmail も同じアプリで受信したい場合の設定について書いています。
単発記事をまとめた一覧ページです。
本サイトの新着情報を紹介しています。